これまで「うちでのこづち」というブログサイトをやってきたが、そこから音楽の話だけ、独立させることにした。
基本的には、それほどの意図はない。持ってるCDやDVDの感想とか、ライヴの話とか、まつわる話題を、毎日一つずつ、書いていければいいかな、と希望的観測で。
元々、音楽の幅は広いと思っていたのだが、よく考えてみると、それほど広くない。
かつて、自分の親が大晦日に、レコード大賞でもなく、紅白でもなく、東京12チャンネルの懐かしの日本歌謡とかいう番組を 夕方から見ていた。子供は(当時の)最近の歌謡曲番組が見たいのだ。藤山一郎や、ディック峰、東海林太郎や高峯秀子など、別に見たいわけでもない。
でもまあ、そのおかげで、伊藤久男の「イヨマンテの夜」なんて言う曲を覚えたのも、事実ではある。高田浩吉の 「大江戸出世小唄」なんて言うのも面白かった。でもやはり、子供は、黛ジュンが見たいのだ。花の中三トリオが見たいし、新御三家が見たいのだ。
だが、ある程度の年齢になってふと思うと、まったくではないが、それでも最近の音楽は追わなくなっているし、興味もあまりない。
購入するCDは70年代の前半から活躍している大御所の最新作だったりする。
だが、別にそんなことはどうでもいい。ある意味順送りだし、聴くものは聴く。羞恥心も好きだし、悲愴感(羞恥心よりもいいな)も好きだ。倖田來未だって、何曲かは聴くし、他にも好きな曲はきっとあるに違いないが、いちいち調べるのもめんどくさいだけだ。
現在PCのハードディスクに入っている音楽は、およそ15万分、2500時間分だ。CD1枚を1時間と考えれば、2500枚分が入っていることになる。結局のところ、全部が好きなわけでは当然無く、 その中から、徐々に興味で書いていこうと思う。
自ずと、ロックとクラシックが多くなるのは解っているが。しかもそのロックですら、「クラシックロック」という風に最近はカテゴライズされる音楽が多くを占めている。
まあ、ざっくばらんに。
ところで、タイトルにした「王様の宮殿」だが、言わずもがな、レインボーの「Temple of the King」のことだ。
例によって毎日書くと言って、有言不実行の男なので、万が一読んで下さる方は、大目に見て頂きたい。
さて、はじまりはじまり・・・・・
(ちなみに、最初の方の掲載は、うちでのこづちに書いたものをコピーした)