先日筆記具のアンケートに答えた。特定のメーカーの認知度とかそんな内容のようだった。
その時ふと思ったが、最近はパソコンで文章を打つ方が多く、筆記具を使うことが非常に少なくなったからなのか、筆記具に対する思い入れが以前ほど無いことに気づいた。
中学に入学するとき、「中一時代」と「中一コース」という学年誌があり、私は中一時代を取っていたが、最初に契約するともらえるのが万年筆だった。当然質のいい物ではないが、今思い起こすと結構うれしかったのを思い出す。
今では書き味が良くて安ければ、ボールペンが一番いい。水性インクやゲルインクなどは、昔のボールペンとは全然違う。だが、メーカーは意識しないな。たまたま今一番近くにあるのは三菱uniballのSignoというノック式のボールペンだ。これはなかなか書きやすい。
一時期は換えインク式の水性ボールペンを使っていたが、インクの減りが早いような気がして止めた。めんどくさいからだ。替えるのが。
ところで、筆記具というと鉛筆だが、とんと使っていない。シャープペンが出て以来、画を描くわけでもないのであまり使わない。画を描くわけでもないと書いたが、昔はイラストの勉強などをしたこともある。そのせいで、一時期ファーバーカステルの色鉛筆を集めていた。今でも手を伸ばせば50色くらいがすぐそこにある。
それを見ると画が描きたいなとも思うが、あれもやりたいこれもやりたいと思いながら、なかなか手に付かないのが現状だ。
そういえば、小説を書くとこの打ち出のこづちで大言を吐いてから3ヶ月くらい経つ。そろそろ本当にやらなければ。せっかくのリハビリが無駄になってしまうから・・・
文章と筆記具という括りで言えば、小説を書くためのツールとしてのパソコンは、まさに筆記具でもある。形はどうあれ、このキーボードからプリンタある今出力先としてのモニタは、私の最強の筆記具でもあるのだ。
友人が言っていた。有言不実行よりは無言実行、うん、その方がかっこいいな。