友人から久しぶりに電話があった。むしろ私の方が不義理をしていた友人だった。
パソコン調子が悪く、リカバリーというのをしたら、何とか言うファイルが見つかりませんというエラーが出たきり、先に進まなくなってしまったのでどうしたらいいかと言うことだった。
NECのVALUESTARで、リカバリーはCDではなく、本体に入っているらしい。
最近こういう機械が増えたようだ。どう考えても、なんかの形で本体が損傷したら、ハードディスクの入れ替えなどを自分でしても、復旧できない仕組みになっている。これはどんなものか。
かつては大体CD-ROMで提供してくれていたので、そういう事態があっても、再インストールが可能だった。WindowsXPは単体で購入すると15,000~40,000程度かかる。これを改めて購入するなど以ての外だ。
NECも修理をしてくれるだろうが、有料で安くはないはずだ。サポートでは、ハードがいかれているかも知れないというようなことを言っていたらしい。その判断をする前に、自分でどうにかしたいというのが人情というものだ。
デスクトップパソコンの場合、最近はFD無しとFD有りがあり、FD無しの場合はCDから起動できるが、FDがある場合は、大抵FD起動だ。しかも多くのXPはWindowsからの起動を要求してきたりする。
なかなか上手くいかない。
そこで、昔持っていたパソコンの98をインストールし、そこからXPを入れるという手段を考案した。無事98は入ったが、ちょっとした失念。ドライバが一つもないのだ。ドライバすら付属のCDなどで付いてきていない。
パソコンが簡単になったなどといいながら、その実決してそうではない。
ハードが完全に壊れない限り、復旧する手段を残しておくべきだ。
それすらもできないパソコンなど、高い金を出して購入する価値もない。NECばかりではない。他の会社でもそういうメーカーが増えた。
また、リカバリーという形で、それまで入っていたソフトも全部入れて復旧するタイプもいかがなものか。
いらないソフトが一杯・・・・というのはよく言われることだが、最初にいらないものは一掃できたり、復旧時にはOSのみが選択できるくらいの度量が欲しい。
Vaio等は、最初から妙なパーティションが切ってあって、使いづらいことこの上ない。私はいまだにパーティションの意味が分からない。1台のハードディスクを2台以上に見せることに、何か価値があるのだろうか?せめて選択できるようにして欲しい物だ。いちいちパーティションマジックのお世話になりたくはない。
USBなどは非常に好ましいシステムだ。同じ形状のコネクタで何でも使えるわけだから。速度の問題などもあるだろうが、SCSIだ、シリアルだ、パラレルだ、等というめんどくさい違いなど、ない方がいいからだ。
汎用性とか、フレキシビリティとか、ユビキタスとか、使う側の意志に応じて自由度が高く、なおかつわかりやすしステムを作るべきだ。あたかも誰でも電源を入れれば使えますみたいなものだけを売りにしたところで、却って犠牲にされた部分が大きいように思える。
だからDELLとかが躍進するのだろうな。
もう3ヶ月になるでしょうか。当家の外部HDD3台あるのですが、それぞれ半分ずつパーティション切って使っています。ところが、そのうちの一つがお亡くなりなってしまいました。ちょっとアクセスがおかしいと思って居たのが、いきなりフリーズして・・・。短気なもんですから強制終了したのがまずかったようで<苦笑。でもその同じHDDのもう一方は何ら問題なく使えてますよ。幸いに他の2台は無事です。
某所のちょっと変な形の外部HDDケースが最近気に入っているので、セールを待ってもう一つ増設したら、この片肺のを再度初期化する予定です。恐らくまた復活してくれるはず・・・なんだけど
昨晩デスクトップの整理と、インストール済みの怪しげなソフトのチェックをしていたら、昔買って結局成功しなかったファイル管理ソフトに気づき、トラブったファイルの復元を試みました。内容はまだはっきりはしませんが、概ね回復してしまったようです。まあ、結果オーライということで・・・。