由比敬介のブログ
Softbank
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 20日に番号ポータビリティーに関して書いたばかりでなんだが、Softbankが連日システムを停止しているというニュースに関して。
 
 auは24日以降、8万件の会員増だという。DoCoMoは6万人減。Softbankは発表していないと言うが、発表できないのだろう。システムが動かないから。だが、単純に差を計算すれば2万人減という数字が出てくる。
 2,880円でSoftbank同士の通話は無料というのは、現在の家族定額やLove定額よりもいい。なぜなら、この二つはそれぞれ、300円のオプションサービス料金を取られるからだ。
 単純に考えて、3社が今のサービスを継続するとした場合、全ての携帯利用者がSoftbankに会社を変更すれば、携帯同士の通話は、2,880円の固定料金で誰もが使える(多少の例外はあるとしても。固定電話との通話など)、ということになるわけだ。
 ところが世の中そうはならないわけで、むしろauの方が会員数を伸ばしているのだ。値段以外のサービスにもよるだろうし、CM等のイメージ戦略でもauが成功しているとも言えるかも知れない。auはKDDIだから、元々国際電話の会社だが、この勢いで行けば、DoCoMoの牙城は簡単に崩れそうな勢いではある。
 さて、8万人増加のauと、6万人減のDoCoMo、2万人減少しているかも知れないSoftbank。今回の番号ポータビリティサービスは、番号の解約と持ち出しで、元の会社と新しい会社の双方に負担がかかるわけで、その中、どうもSoftbankのシステムは、単純に弱いのではないかと推測できる。
 孫正義の発表がぎりぎりだったということに原因を求める向きも多いが、スタートは一緒で、処理吸うが他の2社が多いとすれば、単なる処理能力の低さのような・・・・
 もちろん、Softbank内でのサービス変更も多数合ったに違いないが、そうもSoftbankのシステムは心許ない。
 といって、今回のシステムダウンなど、先日のNTTの光通信とIP電話の不具合に比べたら、大したことはないし、たぶんSoftbankに変更しようとした人たちは、単純に人気がある程度に感じたケースも少なくないに違いない。
 これまで携帯にいくら払っていたか判らない人たちが、少なくとも、安くなり、さらに長時間話ができるとなれば、最初のシステムトラブルなど、それほど痛くはない。
 ちなみに、私は実家の母の携帯をSoftbankにして(当時はVodafoneだが)、それまで使っていた固定電話から、全て携帯に変更した。双方の負担300円、計600円でどれだけ話してもそれ以上かからないわけだから、他の電話会社に変える理由がない。
 今日、孫氏が、2,880円のコースの他社への通話が他の会社より高いのを、「同じにする」と発表したので、もしかすると、家族定額よりも、こちらの方がお得になるのかも知れない。
 但し、Softbankのホームページの判りづらいこと・・・・・
 もう少し簡単に判るようにしてくれないかな。

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