白い靴下は似合わない

アグネス・チャンの「白い靴下は似合わない」は、これまでも何回か曲名だけ出した記憶がある。
この曲は、1975年、ぼくが高校1年の時の曲だ。作詞作曲ともユーミンで、当時は、「いちご白書をもう一度」や「まちぶせ」など、言ってみれば「あの日に帰りたい」の延長線上にある、マイナーコードの名曲を、ユーミンは量産していた。

アグネスは、「ひなげしの花」でその数年前にデビューしていたが、中学の友人の一人がとてもファンだった。ぼく的には、中学生だし、聴かないわけではなかったが、この曲に出会うまでのアグネスは、あまり興味の沸かない歌手だった。
だが、この切ない名曲は、アグネスのちょっとたどたどしい日本語と、線の細いきれいな歌声で聴くと、何とも高校生の心を打った。大学時代、友だちからレコードを借り、返し損ねたまま30年が過ぎてしまい、大変申し訳ない思い出もある。
また、この頃失恋したことも相俟って、この曲の思い出は35年経った今でも、鮮烈な何かがあるのだ。オヤジでもそういう時代があるのだな。

失恋の歌だ。胸の奥をぎゅっと掴まれるような、そんな気分を、忘れてしまった気分を思い起こさせてくれる。当時も結構売れた曲だ。

たまたまYouTubeで見つけた。素晴らしい。

お年を召されてからのアグネスのものもあったが、どうしてこんなに歌が下手になってしまったのか、と愕然とする内容だった。
また、別の歌手が歌ったものもあったが、全くだめだ。

まあ、思い出と共にあるから素晴らしいと思っている曲に関しては、まったくその記憶が邪魔をして、冷静な判断ができない場合もあるからやむを得ない。

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