現状では一番新しいスタジオアルバム(8th)の中の一曲。アルバム・タイトルでもある。
この前のアルバム『Imaginaerum 』から3年。ボーカリストも3人目のFloor Jansenに変わっての最初のアルバムだ。
そもそもナイトウイッシュに最初に注目したのは、最初のボーカリスト、ターヤ・トゥルネンに注目したからだ(日本にフィンランド出身のツルネンさんていう政治家がいるよな。・・・フィンランドではありふれた苗字なのかな)。元ソプラノ歌手で、概ね裏声を使って歌う。ゴシックメタルというのはやジャンルも最近はよく解らなくなって、個人的にはゴシックメタル=大げさなロックという程度の認識ではあるのだが(そういう意味では、ハードロック=うるさいロック、ヘヴィメタル=すごくうるさいロックの延長線上なのだけれど)毎回、オーケストラとコーラスを多用したゴージャスな音楽を聴くことができる。
レインボーが(他にもいるが)オーケストラと共演して第九を演奏するのとはわけが違って、そもそもそういう曲の書き方をしているのでとってつけた感は無い。
そんな『Endless Forms Most Beautiful』だが、個人的には前のアネット・オルゾンが好きだったので、フロールの歌は何か物足りなさを感じていた。あと、ライブで頭を振り回すのが好きでは無かったというのもあるが。・・・なんでメタルの人は頭回したがるんだろう。
ただこの曲を聴いて思い直した。フロールもいいじゃないか。これと言って特徴があるわけでは無いけど、きれいな声で、歌もうまいし、安定している。この曲は何度も繰り返し聞いたし、今も聴いている。
この曲のオーケストラやコーラスの部分、シンセサイザーだと言われても解らないんだよな・・・・