由比敬介のブログ
飲酒運転
飲酒運転

飲酒運転

 また飲酒運転による死亡事故があった。ニュースによれば、犯人は泥酔状態だったともいう。
 1年くらい前の福岡の追突による幼児3人死亡の裁判がしばらく前に始まったばかりだ。
 私は車に乗らない。免許がないので乗れないが正しい。確かに都会に住んでいるので、まず必要性を感じないし、そういう意味では、生活上の自家用車の必要がないという意味で、地方在住の人とは条件が違う。
 酒を飲んでも、電車は遅くまで走っているし、タクシーもすぐ捕まる。
 
 でも、そんなこととは全く関係なく、飲酒運転は犯罪なのであり、環境には左右されない。
 以前、これもテレビだったと思うが、飲み屋に行くにも車でないと行けない。駅前にある都会とは違う、というようなことを言っている人がいた。・・・・だったら都会に引っ越してこい。そんなに飲みたけりゃ。
 恐らくタクシーを使っていくと、飲み代以外にお金もたくさんかかるに違いない。しかし、都会に住んでいれば、それなりに高い家賃で、かなり切迫した生活を送っているのだ。
 どんな理由があろうと、飲酒運転は犯罪だし、しかもことは他人の命に関わる。
 危険運転致死罪ができても、あまり適用されず、業務上過失致死で終わるケースが多いと聞く。
 先日、自動車運転過失致死傷罪というのができて、「自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、七年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。」という刑法の追加があったようだ。
 でも7年だ。最高で。
 車の運転は飲酒以外に居眠りとか、よそ見とか、様々な原因で事故に繋がる。しかしとりわけ、飲酒による事故は、飲んでなければ起こらなかった可能性が高いわけで、許されてはいけない。
 私は昔から、飲酒運転は事故を起こしても起こさなくても、「永久免停」にすべきだと思っている。そんなやつに車を運転して欲しくない。道路を歩いていても、他の車に乗っていても、怖くて仕方ない。
 だから、飲酒運転をするような人間からは、まず免許を剥奪し、二度と乗せない、と言うことが必要だと思う。
 そんな法律を作っても、まだ飲酒運転をするような人間からは、免許を剥奪してもかまわないだろう。それでもする人間は、実際に事故を起こすまで絶対に同じことを繰り返すに違いない。
 飲酒死亡事故は、時々世論で出るように、このご時世、「未必の故意」に等しいので、殺人として定義するべきだし、厳罰化も必要だろう。だが同時に、潜在的な彼らのために、車に乗せないことを考えた方がよい。
 そうすればタクシー業界も、少しは景気が良くなるのではないかな。
 車を運転するのは楽しいことかも知れないし、必要がそうさせる場合もあるだろう。しかし、そのことが、社会のマイナスになるのであれば、温暖化に対するレジ袋削減や、クールビズと同じ意味で、できるだけバスを利用したりするのも、意味のあることだろう。たとえではなく、温暖化防止の役にも立ちそうだ。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です