由比敬介のブログ
FAX
FAX

FAX

 ぼくは自宅兼会社という環境で仕事をしている。
 速く事業を拡大して、自宅と仕事場を分けたいという野望は置いておいて、最近よく、望んでもいないFAXが送られてくる。
 FAXなど普段ほとんど使わないので、電話と兼用だが、その電話が鳴る。夜中でもお構いなしだ。
 出ると「ピーひょろろ」という例の音だけがする。
 見てみると、マスクだったり、いろいろなものの売り込みがほとんどだ。煩わしいことこの上ない。
 SPAMメールというのがあるが、いわばSPAM-FAXと言える。
 送ってくる方の気持ちはどうなのだろうと想像する。商売が望みなのだろうから、悪意は感じない。発信者番号を見せないで送ってくるのだが、そもそも、営業なので、FAXに番号は書いてある。かかってきた番号が見えていても、先方はFAXだろうから、それほど意味はないと思うし。何のための発信者番号非表示なのだろうと、首をかしげる。
 SPAMメールも嫌だが、削除すれば済むので、基本、実害はない。
 だが、SPAM-FAXの場合は、FAXのリボンを消費するので、僅かではあるが実害がある。FAXのリボンを代えるのは面倒で嫌いだ。ビジネス用のFAXのように、トナーでもあまり変わりはない。いずれにしたって、会社にとっては無駄な経費だ。
 悪意はなくても、さっさと止めて欲しい。とはいえ、いちいち電話するのもばからしい。
 ばからしいと言えば、投資などの電話もたまにある。昔ほどしつこくはないように思うが、それでも相当しつこい人もいる。これは、電話代もかからないし、暇なら相手によっては話を聞いてもいいと思うが、端から何もするつもりがないので、かえって申し訳ない気もするが。
 ただ通常は、やはり煩わしい。
 もちろん、煩わしくない人もいるはずなので、全否定はしない。営業の全否定など、ビジネスマンにできるはずもない。ただ、物事にはやり方というのがあって、SPAM-FAXはいただけない。事務所は夜中誰もいないと思うなよ、と思ったりする。電話で飛び起きたこともある。それがFAXだと、異様に腹立たしい。もちろん、得意先からなどであれば、それは全く気にならないのだが・・・そう言うことはまずない。
 こんな時代、せめてメールにしてくれ。
 Viagraとか、「抱いて」とか書いてなければ、必ずしもそのままSPAMにするとは限らないので。

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