これは、Yahoo!の右側に出ている広告だが、これってどうなのだろう?
上は、ちょっと魔裟斗に似た男性の写真が載って右側にキャッチ、下はちょっとかわいい女の子の写真にキャッチ。
どちらもサントリーの広告なのだが、上をクリックすると、妙なアニメが流れる。
下は普通のホームページだが、どちらもサントリーの健康食品の申し込みページだ。この男女の画像は行った先にはないし、全く関係ない。
広告というのはイメージなので、テレビでも芸能人がそれを宣伝する。イメージのいい芸能人が出演すれば売り上げが伸びることもあるだろう。
だが、ネット上のこういう広告はどうなのだろう?
サイトを見れば、この文面の意味も分かるが、何か怪しいものを見せられた気になる。サントリーと書いてあるのだから嘘ではないし、だが、同時にこの画像のイメージと、その先の内容は、特に下はリンクしない。
いや、なんとなくこの画像を見てクリックし、行った先が健康食品、どうもだまされた感が残ったための難癖なので、恥ずかしい部分もないではないが、しかし、こういうところにもヒントはある。
個人的にはサントリーのイメージを下げただけだったから、こういう広告を作る際など、安易にイメージだけでいいと思った物を使うべきではないのだという勉強になった。見る側の視点というのは、作る側はいつも必要だが、なかなか本気でそう見えるのは難しいのだ。
確かにクリック数が上がったのは事実だ。SEO的には成功だが、SEOだけを追っていても、いいホームページはできない。そこから顧客がどれだけ増えたかが問題なのだから。
しかし広告というのは、簡単にアンチなイメージをも与えることができるということの証左のような気がした。