インターネットのブラウザは9割がIE、つまり、インターネット・エクスプローラーだ。Windowsをインストールすれば標準のブラウザになっているのだから、当然と言えば当然だ。
昔は、Netscape Navigatorの方が優勢だった。その前はその名もズバリMozillaだった。ゴジラの絵を使ったアイコンが懐かしい。
最近Firefoxというブラウザが注目されている。これはMozillaのFirefoxだ。すごくややこしいが、どうやら、Mozillaを元にNetscapeは製品化されているらしい。ところがMozillaはオープンソースなのでいろいろな人が開発に携わっている。Thunderbirdというのはメールクライアントらしい。つまり、Netscape Messengerに酷似したメールクライアントだ。
私自身よく分かっていないので、これからどうするのか決めていないが、今までがNetscape派で、マイクロソフトのものよりも個人的には使いやすいので、今後もしばらくはそれを使うと思う。
しかしFirefoxにも興味がある。見た目は若干Netscapeと違うので、機能的な差も皆無ではないだろう。悩むところだ。
そもそもWindowsを始め、PCに関するOSや、ソフトウエアは、機能的な進歩と、何も考えなくてもできるという点などはある程度評価できるが、3.1,95,98と、実際にカスタマイズといった面では使いづらくなっている。
何がどこに入っているのか解らないし、セキュリティー面での強化と言われればそれまでだが、メール一つとっても複雑だ。
端的な例が、「登録されている拡張子は表示しない」というオプションがオンになっていることだ。あたかもMacintoshに阿るかのようなこの状態は、誰かに説明する時に非常に困る。同じファイルが平気で複数並んでいるからだ。これはJpegで、これはテキストと言っても、見た目だけでは解らない。極端な話、拡張子が付いていないのか、見えていないのかの区別が付かない(実際は解るが、電話などで説明をする場合極めて難しい)。
ブラウザもそうだった。そう言う意味で、Netscapeはかなり良かったのだが、6.0は正直言って、困ったブラウザで、なおかつメールクライアントだった。メールが突然消えてしまった時にはどうしようかと悩んだ。
7.1になって大分改善されたし、javaと見れば勝手に無効にしてしまうような機能もない。起動もIEよりずっと早い。ああ、それでも主流は動かせないから、IEを基準にホームページも作らなくてはいけないのだ。
Firefoxどうしようかな。