Webの仕事をしていると、素材写真や画像が必要になるのは日常茶飯だ。
自分で撮る、作るということもあるが、もう少しクオリティの高いものをとなると、素材サイトを利用することになる。雑誌やテレビでも利用するような大手のサイトは、料金も高く、その上使用期間の制限もあって、ちょっとしたWebサイトの制作には不向きだ。
素材辞典のようなCDなどで購入するものを一番利用することが多いが、なんとなくどこかで見た画像という感じになるので、最近は利用を制限している。
今回タイトルに書いたフォトリアというサイトは、アメリカの会社だが、インターナショナルに展開していて、もちろん日本向けのサイトもある。
ここはもちろん無料ではないが、購入した素材を、ロイヤリティフリー(著作権料無料)で利用できる。つまり、購入した後の利用方法については、基本何も言わないし、ずっと使って構いませんというものだ。
サイトに113円からと書いてあるが、実際にはそこまで安いわけではない。これは、素材を買うときに支払う単価、「クレジット」を一定額以上買ったときの、1クレジットが113円になるということで、私たちのような業者はいいが、個人でちょっと使ってみようとすると、もうちょっと高い。
それでも180円という単価から使える。ウェブでの実用的なサイズということになれば、500~1000円で手に入るので非常にリーズナブルだと思う。
海外のサイトなので、例えば人物画像は外国人の方が多いが、素材総数が今日現在で、写真が890万点、イラストが116万点とあるので、探せば何か出てきそうだ。
何でもかんでも高い金を取るのではなく、広く浅くという時代なのだと、ここでも感じる。芸術とは別の使い道なので、むしろこの方がありがたい。いい時代になった。