四国の水瓶と言われている早明浦ダムの貯水量が一気に100%になったらしい。
つい先日0%になったのに、14号台風一発で100%。これは台風がすごいと言うべきなのだろうが、何とも不思議な感じだ。
人間は水が無くしては生きていけないわけで、生活のあらゆる場面で水が必要になる。人間もその肉体のほとんどが水でできているのだから、考えてみれば地球を水の星というのも、言い得て妙と言うべきなのだろう。
先日東京で大雨が降った。善福寺川が氾濫して水浸しになった上荻は、まさに目と鼻の先だ。線路を越えたら上荻だ。荻窪は環八が走っているが、中央線と交わる部分はその下をくぐっている。実はそこのくぼみの部分は水没したらしい。
ずいぶん昔のことだが、歌舞伎町の入り口、靖国通りに面した店で働いていたことがある。夕刻、豪雨があって、ふと西口の青梅街道に変わるJRの陸橋下を見たら、水が溜まっていたことがあった。車が埋まっていた。
短時間に雨が降って道路が水浸しになると言うのは大変なことだ。
台風14号で、九州は至る所で道路が冠水、というより水没していた。先日の東京もそうだ。東京は1時間に112㎜、九州は1日で1000㎜以上の雨が降ったわけだが、なんだかミリと言われると少ない感じがするが、1000㎜って、1メートルという事だから、やはり大変だ。平均的に1メートルの降水があれば、川も溢れるに違いない。
それより、1時間で10cm降ると川が溢れるという方がびっくりだが。
実はうちの前の通路は、2階なのだが、奥の排水溝に向かって傾斜している。そのため、先日の雨では床上浸水しかかった。床下ではなく、一気に床上なのは、うちがバリアフリーで、玄関のたたきと廊下で高低差がないためだが、ちょっと焦った。確かに杉並に住んでいる実感をした瞬間だ。
と考えてくると、早明浦ダムが1日で満水になったのも頷ける。
とはいえ、四国の水瓶という、一つの水源に多くを頼らずに、水を確保していく方策が必要なのだろうな。
日本は毎年台風で多くの被害を被る。特に九州は年中だ。今日もニュースの時間に礼として上がっていた宮崎のえびの市にはいとこが住んでいるが、毎年大変だろうなと思う。
カトリーナのような、風速が70mなどという化け物はともかくとして50m近い台風は毎年のように訪れている。地球ってすごいと思うが、未来にはその辺りもうまく制御できたりするようになるのだろうか?
え~すごいっす!でもそんなダム、大丈夫なんですかね~
あ、でも逆にあのダムがないとそれだけの雨水が下流に
一気に行ったということですから、空恐ろしいことです。
でも水不足が解消してなおかつ治水もある意味成功して
よかったですね。でももちっと何とかならんですかね~
真水製造プラントとか。そもそも金がないか・・・