紙のサイズはなぜ、AとかBなのだろう?と疑問を持った。
Wikipediaに詳しかった。
ただ、それでも何でAがこのサイズなのかはよく分からない。
黄金分割というのがある。1:1.68という比率だが、ギリシャ時代から、美しく調和の取れた比率とされているものだ。最近の幅広テレビがそうだ。
しかし紙は約1.4倍で、そうではない。ところが、A全(841×1189㎜)B全(1030×
1456㎜)の面積を見ると、A判は約1㎡、B判は約1.5㎡なのだ。
意外にきれいな数字が出てくるものだ。そしてこれは、長さの比率が1:√2となることで、半分に切っていったときの比率が常に一定になり、元のサイズの短辺の長さが、次の長辺の長さになっていく(当たり前か)場合に、常に同じ比率になるのだ。
まあ、意外によく考えられているわけで、紙を敷き詰めれば、面積が測れるということにもなろう。尤も、広すぎては誤差が大分出てきそうな気はするが。
かつてレポート用紙や大学ノートはB5判が主流だったが、現在では印刷などでA4が主流だ。B判はあまり使われない。しかし書籍などではかなり使い分けがされているようにも思う。
たかが紙のサイズだが、意外に人の知恵が入っていそうだ。
勉強になります!