由比敬介のブログ
保険
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 テレビのCMというのは、どのくらいかかるのだろうか?
 保険会社のアリコはほとんどテレビを見ない日でも、確実に1回以上見ている気がする。全CMの1割くらいがアリコではないかと思うくらい、よくやっている。しかもそこそこな芸能人を沢山使っている。
 あれだけCMを流して、なおかつ、保険料が戻ってきたり、健康ボーナスがあったりと、いったいどうなっているのかと思うほどだ。
 少なくともあれだけのCMを流すほどには非常に儲かっているわけで、普通に考えれば、結果的に支払う額の方が、受け取る額よりも少ないからだという風に推測できる。あるいは、よっぽど運用益が上がっているかだが、そうなのだろうか?
 先日人から聞いた話では、50才から80才まで入れる保険は、テレビでは医師の診断もいらなくて、誰でも入れるようなことを言っているが、断られたそうだ。テレビは嘘なのか誇大広告なのか、どこかに小さく書いてるのかどれかだろう。
 まあ、保険というのは何も入っていないと不安なものだが、かといってあまり高い保険にも入りたくないというのが人情だ。
 地震で起きた火災は、火災保険では下りないというのは有名な話だが、そもそも保険というのは、まず第一に、保険会社が設けるためにこそ存在していると言うことだ。これはあらゆる職業がそうであって、まず第一に利益を上げるために企業は存在しているのだ。
 利益が上がらなくては、サービスなどできるはずもないし、保険だって支払いができるわけもない。まずは会社と社員の利益(村上ファンド流であれば株主の利益も)、があって、その後に保険料の支払いが来るのだ。現実問題はその逆で、経費を差し引いたのが利益であろうと、ものの考え方は、そうではない。
 だがそれでも、あれだけのCMを流す金があるのなら、健康ボーナスを40万円から50万円に上げるとか、月々の払いを安くするとかに使って欲しいと思うのは人情だ。
 あ、でも私はアリコの保険には入っていないのだが。

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