パソコンを新しくしたのだが、DELLの製品は、比較的余計なソフトが入っていなくていいのだが、Corelのいらないお試し版のグラフィックソフトとか、Macfeeのやはりこちらも3ヶ月試用版のセキュリティソフトなどが入っていた。
グラフィックソフトの方は、2ヶ月試用版ならない方がいいので、こういうサービスはさっさとやめていただきたい。せめて選択方式にして、必要なお試し版を選べるか、基本的にはいらないので、アンインストールする手間を省いていただいた方がいい。
さて、そこでセキュリティソフトだが、こちらは好むと好まざるとに関わらず、必要なのでやむを得ない。
以前はシマンテックのアンチウイルスが入っていたが、今回はマカフィーのものが入っていた。
購入した直後、ネットに接続する際に、入っているのはいいことなので、購入するかどうかは別にして、何らかのウイルスソフトは必要だろう。
もっとも最近は、以前とは違ってウイルスソフトではなく、セキュリティソフトだ。ウイルスの駆除や防止ばかりでなく、ファイアウォール、アンチスパムなど、インターネットの様々な驚異からパソコンを守るための機能が満載されている。
一番売れているのはトレンドマイクロのウイルスバスターだと聞いたことがある。このウイルスバスターと、シマンテックの製品は、多くのパソコンに購入時どちらかが入っているに違いない。さらにマカフィーのものが、これはほかの二つと同じくらい古いと思うが、日本ではなじみが薄かったが、最近は台頭してきているということかもしれない。
実は私はこれまで古いパソコンではウイルスキラーというソフトを使っていた。比較的軽く、ほかのソフトに与える影響が少ないのと、あまり余計なメッセージが出ないためだ。
今回マカフィーのヴァージョンは、2週間だけ安いとか、余計な情報が右下にいきなり出てきて非常に煩わしかった。また、せっかくのお試しだったので、他のお試しも足して、パーフェクトな状態のセキュリティにしたところ、ネスケでメールが一切できなくなった。あわてて最後に足したのを削除するとまたできるようになったが、いかにセキュリティが万全であろうと、作業に差し障りが出たのでは困ってしまう。
この上位3社は価格も5千円前後で、しかも機能ごとに別料金なので、全てそろえると1万円程度はかかりそうだった。これは年間の額だ。自動車保険というのは、運転している人間というより、対人や対物といった被害者の救済に役立つために意味のある保険だが、ウイルス対策というのは、どうも得心がいかない出費である。
確かにそこにある危機なわけだから、防がなくてはいけないが、それが非常に大きなビジネス市場になっているというのが、いってみれば本末転倒というか、やるせない状況な訳だ。
ウイルスキラーというのはe-frontiaという会社から出ているもので、どんどん安くなり、他の会社が備える全ての機能を備えて、2年で1980円という商品だ。安かろう、悪かろうかもしれないが、なかなかこればかりは検証がしづらい。
導入して、何らかのセキュリティ上の事故があって初めて役に立たないということは分かるが、役に立っていることはなかなかユーザーサイドは判断しにくい。ただしこれは、全てのソフトに共通するので、一つウイルスキラーのみのことではない。
今日出かけたついでに、その新しいヴァージョンを購入しようとして、ヨドバシに行ったのだが、なぜか売り切れていた。数も少ないからというのは当然あるが、情けない。店員に説明を乞い、親切な説明の中でソースネクストのが軽いという風に聞き、それを購入した。こちらは1年で1980円。それでも圧倒的に安い。ファイルを暗号化するソフトが同梱されて2980円というのを買った。万が一を慮ったということだ。
ただ、パスワードを忘れるとファイルを元に戻せません。という恐ろしいメッセージがあったので、とりあえずでふぉるのの設定を外して使っている。意味があるのかないのか・・・・
いずれにしても高くて他のソフトに影響が出たり、煩わしいメッセージが出るセキュリティソフトは嫌いだ。