実は知ったかぶりをしているオトナ語ランキング
という記事があった。
スキーム/イニシアチブをとる/マター/架電の件/バーター/ポテンシャル/NR/ガラガラポン/ASAP/ペンディング
という順だった。
ASAPは口に出していて解ったが、NRは全く思いつかなかった。どうやらNo Return、直帰ということらしい。
バーターは交換というkとだろうが、交換条件から、時々抱き合わせみたいな意味で使われることすらある。
架電はどうやら電話をかけることらしいが、初めて見る字だ。こんな感じで新しい言葉は生まれていくのだろうか。
ガラガラポンはよく政界ニュースでやっている。
スキームやイニシアティブやポテンシャルは普通の外来語だと思うが、ポテンシャルはスポーツなどでもよく使われるが、どちらかというと物理用語的だ。
こういうランキングはインターネットができたことで手に入るようになった情報の一つだが、かつてITとか、インターネットという言葉すら、こういうランキングがあったら上位に入っただろう。
ただ思うが、若者言葉と同様に、あたかもこういう言葉を知らないと社会人としてなんだ、みたいな傾向が、時にあるのかも知れないが、所詮は言葉だ。知っている言葉と知らない言葉がある。
友人が、機先を制するという言葉が通じなかったと言っていた。
言葉はより多くを知っていた方が、コミュニケーションに困らないし、楽しい。だが、NRを知らなければ、訊けばいいので、そういう意味では、知らないことは必ずしも恥ではない。
尤も、日常会話が成り立つ程度には知っていた方がいい。ただし、それも個人レベル、コミュニティレベルで違うわけで、ちょっと古いが麻生首相のレベルであれば、より高度な知識が要求されるわけだし、それはやむを得ない。
ただあの人は、言ったことをころころ変えて、しかもそれを最初から言っていたと言い張るところが大人げない。あ、言葉の話題ではなかった。
それにしても、「マター」ってどういう意味だ?