世の中には様々なアンケートがある。
街頭で訊かれたりする場合もあるし、電話で訊かれたり、インターネットだったりと様々だが、別に誰が困るわけでもないから、いいかげんに答えてやろうか、と思ったりしても、意外にまともに答えている。きちんと考えて答えたりする。不思議なものだ。
ことさら、先方に気を遣っているわけでもないが、ある意味、自分というものに対するこだわりなのかも知れない。
そういう意味で言うと、世論調査というのは意外に信用できるのだ。もちろん、こういう時代なので、マスコミの報道や、いわゆる識者の意見に左右されるところは非常に大きいように思えるが、それでも非常に冷静で、的確な意見を反映していると思う。
郵政民営化も、議論をしろという意見が大半で、賛成とか反対とかいう次元で捉えることがまだ難しいという世の中の気持ちをよく表している。
個人的にもそれはよく分かるが、官から民へという動きの一つとしては、取り敢えずやってみればいいというのが私の意見だ。反対派の議員の多くは、その反対意見を聞いていても信用できないが、それはなぜなら、現状の郵政省から郵政公社に変わったことで、いろいろ膿が出始めている感じもするし、郵政はまず手始めなのであり、結果がどう出るかなんてやってみなければ解らない。
推進派の、こうなるというのと、反対派のこうなるというのは、いわば未来予測でどちらも証明は難しい。ならば取り敢えずやってみるにしくはない。
話が脱線したが、アンケートを答えていると、逆に自分の今が解ったりもするし、知らない情報も入ってくる。いつの間にかポイントが貯まっていたりと、案外美味しい結果が得られる。
だがこのアンケート、多くの専門業者があり、とても儲かる商売なのだな、というのが最も大きな印象だな。あるいはその点は踊らされているのかも知れない。