由比敬介のブログ
だじゃれ
だじゃれ

だじゃれ

 新しいローマ法王にドイツのラツィンガー枢機卿団長が決まったらしい。何度も書いているが、私はクリスチャンではないので、外野の人なのだが、新しく決まった法王は78歳だという。けっこうお年寄りなのだな、というのが印象だ。
 法王を決めるのはConclaveという枢機卿会議での投票で決めるらしい。115人が投票して、三分の二の票を誰かが集めるまで、その会場から出られないので、鍵をかけるという意味のConclaveと呼ばれるらしい。
 枢機卿自体が全員ではないにせよ、きっと老齢の方が多いのだろうから、なかなか大変な会議なのだろう。
 実は私はカトリックとプロテスタントについてもよく分かっていないので、あくまでその上での感想だが、キリスト教ばかりでなく、多くの宗教は、時代とともに変遷し、様々なしきたりや伝統的な様式というのが積み重ねられてきているのだろう。どこでそうなったのか解らなくても、何かを決めるやりとりや、何かの役職に就くための条件などが、伝統という重しの下に決まるのだ。
 創始者はどう思うのかな?と思うことがある。
 イエスが神なのか人なのか、私には解らない。聖書を読んでいても解らない。この辺りは、成仏すれば仏様みたいな部分とちょっと似ているような気もするが、何であれ、十字架にかけられたイエスがその中心である宗教であれば、私はイエスはどう見ているのかな?ということを問いかけるのはいつでも意味のないことではないと思う。
 ヨハネ・パウロ2世が亡くなって、あれだけの人がバチカンを訪れたのを観れば、人間も見捨てたものではないと、イエスは思うのかも知れない。でもイエスの父なる神はどう思うのだろうか?・・・この辺は三位一体で片付くのだな。
 新しい法王が、また世界の人から好かれる法王であって欲しいものだ。
 ところで、Conclave、「根比~べ」に思えてしまうのは私だけだろうか?いや、不謹慎、不謹慎。でもそういう大変さは絶対あるはずだが・・・

1件のコメント

  1. 機動戦士ガンダムSEED

    「ダビンチ・コード」ですっかり有名になったダン・ブラウンのこのロバート・ラングドン(怪獣みたいな名前で言いにくい!)シリーズの第一作が「天使と悪魔」。ちょうどローマ法王の後継者選びを題材にしてますね。私はこの小説で知りました、「根比べ」<撃沈
    なにもこんなに高い本にしなくても良いと思うのですが・・・

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