夕べ地震がありました。私は外にいてご飯を食べている時間でしたが、やはり怖いですね。
地震・雷・火事・親父と昔から言いますが、確かに天災ですし、予告無しに大地が揺れるってのは、ちょっとした反則技のような気がします。噴火も同じかな。雷や火事、親父は逃れ方があるような気もしますが、地震はどうも。
大きな地震の仕組みは太平洋プレートが日本海プレートに入り込んで戻るときに起こるというようなことを聴いたことがあります。地球のひゃっくりみたいな物でしょうか?ああ、地球も生きているのだな、と思います。
大きな地震の記録を見てみると、ここ数年は以前にも増して大地震が増えているようにも見えます。
東海沖で巨大地震が起きるという話は、私が若い頃からずっと言われてきましたが、それもなく、北海道や、東北、関西と、様々なところで巨大地震が起こっています。長い歴史の中で、陸地を何千キロも移動させてしまう力が、地面の下でうごめいているわけで、地球というのは活発な星なのだなあ、と改めて感心してしまいます。でも、だからこそ人類がこのように繁栄できたのでしょう。死の星では人類もそれ以外の種も育たなかったでしょうから。
こうしてみると、繁栄と滅亡は表裏一体、諸刃の剣というのか、ダモクレスの剣というのか、一寸先は闇というのか、いずれにしても生と死は、どんな生き物にも、紙一重の差でしかないのだなと痛感します。
予知は難しそうですし、予知してもそれがせいぜい50%以上確実とでも言うならともかく、予知できたら、そのために何かできるかというと非常に難しいと思います。
明日巨大地震が来る確率は80%とでも言えば、避難場所に避難くらいはするでしょう。でも、どれほど巨大か、どれほどの被害が出そうかと解らなければ、意外と動かないのが人間です。5回くらい予報が出て、全て外すと、6回目に本当に来ても何もしないというのは「狼少年」の話と同じくらいありそうなことです。
やはり常日頃から備えあれば憂い無しだな、とは解っていても私を含め、きっと多くの人が何もしていないと思います。なかなか難しいものです。皆様備えましょう。