由比敬介のブログ
駐車違反の取り締まり
駐車違反の取り締まり

駐車違反の取り締まり

 今月から駐車違反の取り締まりが厳しくなり、さらに取り締まりをする業務が民間に委託された。
 先日甲州街道で監視員を初めて見た。バイクの人ともめているのかただ説明しているだけなのか、とにかく業務遂行中のようであった。
 多くのドライバーからはこの法律の施行は不評だろう。もし自分でも、仕事などで、非常に車で移動することが多ければ、ちょっと眉をしかめるかも知れない。先に駐車できるスペースを確保しろよ、とぶつぶつ独り言を言うかも知れない。
 しかし施行後、少なくとも以前に比べて、非常に道路脇の駐車が減ったような気がする。これはいいことだ。
 先日テレビで、施行後の駐車台数の変化と、近隣の駐車場の利用状況を計測した番組をやっていた。検挙も結構あったが、実際に駐車台数は減っていて、効果が顕れている。にもかかわらず、付近の駐車場の使用率はそれほどでもない。以下に無駄な駐車が、これまで多かったかという、少なくともデータ上はそういう結果になっていた。
 ただ、普通に考えても、配送の車はかわいそうだと思う。日常的に必要な商品アドをコンビニやスーパー、あるいは一般の商店に納品している車や、宅配便業者はある程度除外するべきだろう。少なくとも郵政公社の郵便車が例外となるなら、そうすべきだ。郵便は公共性が高いなどと誰かが理由を言っていたが、配送の車も十分に公共性は高い。
 少なくとも、駐車は何分までOKみたいな形で、許可証のようなものを発行するなり、何らかの対策が必要だ。先日、関西のどこかの裁判所が、許可証を使って飯を食っていたことが発覚して、警察から許可証を全て取り上げたというニュースをやっていたが、こういうのはどんどん取り締まるべきだ。
 それ以外にも、老人や身障者などのための車などはどうなのだろうか?何でもかんでも一律に取り締まるのは、一見公平に見えて、そうでないように思える。
 先日、監視員に暴行を働いて、逮捕された男がいた。「まさか逮捕されるとは思わなかった」といっていたと言うが、公務執行妨害であろうがなかろうが、人様に暴力をふるって逮捕されないと思っているあたりが、そもそもおかしい。
 テレビでも、普通の暴力とは違うというような表現を使っていたが、見なし公務員だから悪いのではなく、そもそも暴力がいけないのだと言うことを言うべきだろう。
 何はともあれ、成果が出て、違法駐車が減るのはよいことだ。
 これを機会に、飲酒運転をもっと強く取り締まるべきだろう。まだまだ甘い。
 ところで、世界の車窓からで、どこの国だか見ていなかったのだが、車から自転車への政策を進めていて、電車に自転車ごと乗っている乗客を映していた。東京ではなかなか難しいだろうが、少し車が減った方がいい気もする。ちょっと多すぎる。

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