由比敬介のブログ
mixi
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 しばらく前から、無理矢理誘ってもらってmixiをやっている。日記はほとんど書かずに、もっぱら他人の日記やらコミュニティの書き込みを読んでいる。といってもそう熱心にではないのだが。
 SNSがmixiのおかげで社会現象のようになり、mixi自体も上場するなど、活発でよろしいのだが、ブログを書くにもこれだけパワー・ダウンしている人間が、プラスmixiで活発に発言できる道理もない。
 もちろん、基本的にブログもmixiも、発信対象が、不特定多数か、限られた人間かの違いだけで、異なるわけではない。但し、mixiの参加人数を考えれば、mixi自体、不特定多数への発言といっても過言ではない。ブログにしたって、最初の内は、見てくれるのは親しい友人がほとんどなので、mixiの世界とそれほど変わるわけではない。
 mixiを友達の友達の友達の・・・・という連鎖によって安心と考える向きもあるようだが、小規模なSNSに比べたら、ほとんどインターネットの通常世界と変わるところはないように感じられる。尤も、2チャンネルなどによくあるような、悪意の発露みたいなものは確かにないとは言えるし、仮にあった場合でも、比較的簡単にオミットできるのは、いい点でもあると思う。
 昨今、学校ばかりでなくネット上のいじめで自殺に発展するケースもあるようなので、つくづく、言葉とは恐ろしいものだと思う。誤解で仲違いをするのであれば、どこかに仲直りの落としどころもあると思うが、悪意を込めた攻撃は、耐えられない人も多いと思う。無視すればいいと思えるが、意外に人間、自分に降りかかると無視できないものだ。
 かつて私がやっている「横山光輝の世界」の人気投票のようなコーナーにも、「殺す」などの不愉快な投稿がたくさんあったことがある。ただの嫌がらせだとは思っても、こういう世の中だから、完全に無視できるほど、私は強くないし、その字面を見るたびに気分は悪くなる。
 さて、今回の話はそんなことではなく、たまたまmixiの設定変更と言うところを見たら、mixiの日記欄は外部ブログも指定できることを知った。せっかくなので、ちょっと試しにここを指定してみた。
 結果がどうなるのか判らないが、取り敢えず自分からは、mixi内で日記が書けなくなった。当然ここのサイトへのリンクが表示されている。RSSのページも指定できるので、フィードをmixiで拾ってくれるのだろう。
 ちなみにフィード(Feed)とは、更新情報の発信というような意味だろうと思うが、ホームページの受動性を、より能動的な方向に変えるための仕組みだ。辞書でフィードと引くと、基本的には日本語の場合、まだ「フィードバック」という単語しか出てこない。英和で見れば「供給」という風に出てくるので、いずれ日本語としても定着するのであろうが、まだまだ一般的ではない。
 mixiとブログは一緒だと書いたが、私個人としては、この「うちでのこづち」を日記だと思っていないので・・・・まあ、ここでまた日記の定義というのが本当は必要なのだろうが・・・・mixiにここで書いているようなことを書くのは、どうも違和感がある。また、自身の日記としては他人に公開して面白い内容はきわめて少ないし、そこら辺を面白く書く技術もない。
 SNSという世界が、インターネットを根本から変えるとは思えないし、mixiだけがSNSでもないので、棲み分けや横断的な利用と、それに割ける時間との兼ね合いが決めるのだと思うし、日本と海外ではまたその傾向も違うはずだ。
 閉鎖的なはずのSNSも、百万単位の人間が参加するとなれば、かつてのニフティサーブの会議室などよりも、よっぽどでかい世界ではないだろうか。事はいつでも相対的なのだ。
 そういえば、スパムでよく大人のSNSみたいなのが届く。スパムのどの程度が、悪質なものであるのかどうか、毎日数千件をメーラーが処理してくれても、それでも通過してくるものはあるし、完全に制御するのは無理だと思うのだが、ちょっと、この辺のSNSは興味がないわけではない。・・・・そのまま迷惑メールに移行して、見たことがないので、今度見てみよう。

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