週末、所用があってあざみ野へ行った。
あざみ野は田園都市線で渋谷から20分あまり(この日は各駅で行ったのでもっとかかったが)、横浜市青葉区の北西部に位置する。急行も止まる。
友人がたまプラーザにいるので、田園都市線はそれほど知らない路線でもないのだが、急行が意外に少ないようで、渋谷駅で急行に乗れたためしがない。大概、鷺沼で急行に抜かれるという電車に乗ることが多い。今回もそうだった。
二子玉あたりを過ぎればだいたい座れてしまうので、鷺沼では乗り換える気がしない。たまプラーザは鷺沼の次だし、あざみ野はさらにその次だから。
横浜市の人口は、日本一だし、神奈川県の人口を全国威第2位へ押し上げる、恐らく原動力にもなっている。
一極集中と言われる日本だが、確かに東京を中心とする首都圏の人口密度は非常に高いようだ。東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県だけで、日本の人口の4分の1を占めている。面積で言えば、全国の5%にも満たない地域だけで、25%だ。
さて、実はあざみ野で、ちょっと人から携帯に電話があるはずだった。ところが、圏外、アンテナ1本、時折大丈夫な地域もあるのだが、ちょっと移動すると圏外。おいおい。
使っている携帯はSoftbankなのでそのせいかなとも思うのだが、それにしても横浜市で圏外かよ、とびっくりした。
確かにSoftbankの携帯は、DoCoMoなどでつながる場所でもつながらないことが結構ある。恐らくauよりもつながりづらいに違いない。
それでもなおなぜ、Softbankを使うのかと言えば、僕の携帯スタイルにSoftbankの料金体系が(正確にはVodafoneのが合っているからだ。
携帯電話がない時代には、無いなりの過ごし方ができた。しかし携帯が存在し、しかもここまで生活の内側に入ってきてしまうと、もはや「昔は・・・・」などというのはただの言葉に過ぎない。
そんなことを言いはじめたら、仕舞いには火のない時代には生肉を食っていたのだからまで遡るしかない。
ま、そんなわけで、そこらでお茶を飲みながら電話なりメールなりを待つというのが非常に恐ろしく、やむを得ず駅前で時間をつぶした。よく、店舗に入り、席に座ったとたんに圏外ということが、実際にあるのだ。
人前で携帯を掛ける掛けないというマナーの問題とは別に、連絡装置としての携帯は、そこに厳然と役目がある。マナーは、その携帯の機能と、社会的な感覚のバランスで成立する。
ともかく、今回はまだ不十分な携帯の使い勝ってのおかげで、少しばかりまいったというお話。
帰りの電車で携帯を見ながら行ったが、たまプラーザではいい感度だったので、恐らくあざみ野周辺限定かも知れない。・・・・まさか昼間の地震のせいでもあるまいが・・・
とにかく、あざみ野在住でなくて良かったと思った次第。・・・いい街のように感じられたが・・・
携帯のような生活のインフラは、そのアンテナなどを、共通化し、通信料などは全て無料になるのが望ましいと思うのだが・・・・
あざみ野というタイトルだったが、結局は携帯のお話。