久しぶり(何年かぶりに)M1グランプリを見た。途中からだったので、最初の4組は見ていない。
U字工事の途中から見たのだが、それなりに面白かった。
最近、ナイツが好きなので頑張って欲しかったが、決勝のネタはあまり面白くなかった。以前に見たSMAPのネタの変形ヴァージョンだったが、以前の内容の方が面白かった。
NON STYLEも悪くはないが、審査員が言うほどの面白さはなかった。NON STYLEも、別の番組で見た細い方が思い切り倒れるネタの方が面白かった。ただ、本選と決勝のレベルに差がなかった。
オードリーは、決勝のネタが面白くなかった。
個人的な好みでは、本選の最後にオードリーがやったネタが一番面白かった。彼らはそのクオリティを決勝で出せなかったように思う。彼らの面白さは、ストーリーで押すところにはないので、むしろ話があちこちに飛んでいた最初のネタがいい。
終わった瞬間に、NON STYLEが圧倒すると思った。審査員の顔ぶれがそう支持するだろうと思った。島田紳助は、彼自身の話術やMCの能力には非情にすばらしいものを感じるが、お笑いの感性は古いように思う。審査委員長には相応しい。
ちなみに、ザ・パンチは非情に評価が低かったが、個人的にはとても面白い。今回はかんでいたり、ちょっと間の悪さもあったが、あそこまで点の低い内容ではない。キングコングやU字工事よりは面白かった。
そのときのネタ勝負みたいなところがあるので、ハードだと思うが、今回のNON STYLEが優勝するのでは、最後に島田紳助がいみじくも言っていたように、M1もそろそろかな・・・と思う。
別にNON STYLEが嫌いなわけではなく、むしろ好きなのだが、それでもちょっと違う。
審査員の顔ぶれも、ちょっと変えた方がいいかな?という気もする。
まあただ、賞というものは、ダントツであるか、安定しているか、どちらかなのだと思うが、ダントツである方が面白い。
ただ、今日の内容で、ナイツが優勝したら、裏に何かあるだろうと思うし、結果はきわめて妥当だ。だが、何か迫力に欠けたなあ。