由比敬介のブログ
マクドナルドの賃金不払い
マクドナルドの賃金不払い

マクドナルドの賃金不払い

 という内容の記事が出ていたが、中身を読むと、毎日30分以下の残業を切り捨てていた分だという。
 厚生労働省は、1ヶ月の残業時間の内、30分未満の切り捨ては認めているという。このマクドナルドと決まりの差は、毎日か1ヶ月かということになる。
 20日間働いたとして、毎日10分間残業をしたとしよう。そうすると20日間で200分。3時間と20分だ。この場合、3時間は残業が付くと言うことだろうか。どうやらそうらしい。
 私は会社を辞めて6年が経つが、サラリーマン時代、そういう残業代のもらい方をしたことがない。30分以下は毎日残業にならなかった。25分働いても0だし、35分働くと30分分が付いた。現在では35分は1時間分らしい。これにはアルバイトだとか、正社員だとかの区別もないようだ。基本的に労働者にとって非常に有利な決まりになっている。
 前者はある意味当然だと、私は思う。かつて私は本社勤務の折、朝礼に出るために10数分早く出社していた。もちろん私だけではない。みんなだ。しかし、朝礼のために10分早くでなくてはいけないのなら、毎日その分の残業代をくれと、いつも思っていた。尤も、その朝礼が大嫌いだったこともそう思った理由の一つだが。
 もちろん、この決まりは、ここ数年で決まったことなのだろうとは思うが、18年勤めたことを思うと、その端数の頂けなかった賃金は相当な金額になっていると思う。現在の経営者は、昔よりも大変なのだな、と思う。・・・・おっといけない、今は支払う立場だった。謹聴謹聴。

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