衆議院選挙が来月に控えている。郵政民営化法案に反対した議員に対して「刺客」と称して(誰が称しているんだか?)有名人や、女性が次々対立候補として立てられている。
今日も、ホリエモンことライブドアの堀江貴文が国民新党の亀井静議員の地元である広島6区から無所属で出馬することが決まった。
地元の人へのインタビューで、「地元のことも解らないのに立候補してどうするんだろうね」という意見があった。
以前から思っているのだが、選挙っていうのはいったい何だろう?
地元のことをよく知っている議員を選ぶ意味というのは、かつての利益誘導方の政治の名残ではないか?いや、これはまだまだかつてのことではない。国会議員にとっての地元とは、日本国であるべきで、北海道選出議員だって沖縄のことを考えなくてもいいということではない。北海道のことを専門に考えるのは北海道の道議であるべきで、国会議員を選ぶのなら、その土地の出身者かどうかなどと言うことは、ほとんど意味のないことだと思う。
でもそうではないのだ。世の中は。
地元から国会議員が出ると、地元の人は国会議員に、地元をよくしてくれとまず思う。そしてそれがひいては日本をよくするということに繋がっていく。だが実際は逆であるべきだ。日本が良くなるからこそ地元も良くなるのだ。
世界に目を広げてみよう。国家の幸福よりもまず、世界の平和と幸福を目指すところから始めた方が、実は良くないだろうか?なぜなら、どんなことでもそうだが、自分の利益から始めれば、まずそこから争いが生じるのだ。
まあ、全ての国家が他国家を、全ての人が他人を幸せにしようと考える世の中が出来れば、理想的ではある。が、そこまで極端なことが簡単に実現できるわけではない。
手近なところから、地元への利益誘導的政治をこれからもやっていこうというどこかで考え直して欲しい感じがする。
今回はとてもいいきっかけのようでもあるし。
難しいっす。
田中角栄も浜田幸一も地元でかなりの利益も上げているけど、それなりに還元もあって、人気も高いですよね。
先日、千葉県知事選で森田健作が立候補してかなり票を得ましたが、私は絶対いやだった<苦笑。だから堂本さんが再選でほっとしました。
さて、亀井静香はだいっきらい。国会議員なんかなって欲しくないが、ホリえもんはもっと嫌い。存在さえ許せない<こらこら。
でも特定郵便局の優遇さと天下りは、どんな理由があるにせよ一刻も早く無くするべき、と私は勝手に考えてます。