実は、本の表紙について書いていたのだが、しばらく書いたところで、入力を間違えたのでEscキーを押したら、記事が全て消えてしまった。意気阻喪ということで内容を変えた。
そもそも新しいMovableTypeは、ネスケで表示がキチンとされない。内容を読む部分は、自分でスタイルも、HTMLも書き換えられるので問題はないが、ログイン以降のシステムのページはそうはいかない。
だからやむを得ず、普段あまり使わないIEを使って書いているのだが、このIE、どうも納得がいかない。
ローカルでSHTMLやCGIといったファイルを読み込めないし、読み込めるように変えた場合、それらのファイルをダブルクリックしたら、IEが自動的に立ち上がってしまいそうで、それもイヤだ。
Windowsもそうだが、マイクロソフトは、使いやすさを追求しながら、すごく使いづらいプラットフォームをどんどん構築していっているようにしか思えない。
使いやすさには二面性があって、初心者が何も考えず、ボタンだけ押していれば先に進むという部分と、ある程度の(プロではない)利用者にとっても、比較的自由度の高い部分が混在していてくれないと困る。
98の頃はそれでも、かなりカスタマイズが簡単だった。今では、XMLで書かれていたりして、非常に煩わしい。
結局そんなことで、Escキーで記事がそのまま消えてしまうなどと言う、ネスケでは考えられない事態が起こったために、こんな羽目に陥っているわけだ。
IEは起動にもかなり時間がかかり、これも使いたくない理由の一つだ。
しかし、ホームページを制作している側から言うと、結局はIEに合わせて作らざるを得ないくらい、IEが世の中を席巻しているのは事実なわけで、OPERAや、MOZIRAが、ネスケに変わって台頭してくるわけでもない。
何かこう、釈然としないパソコンの行く末を思わざるを得ないのだ。