由比敬介のブログ
ゴールデン・ウィーク
ゴールデン・ウィーク

ゴールデン・ウィーク

 ゴールデン・ウイークは、4月末から5月第1週にかけての、祭日が集中する期間だが、この間には、みどりの日、憲法記念日、国民の休日、こどもの日という4日間の祭日がある。土日が2回絡むと、多くの会社員は、8日間の休日があるわけだ。
 だが、4月29日のみどりの日から5月3日憲法記念日まで間には4日間あるわけで、確実に休日でない平日が二日以上存在することになるわけだ。
 今年のように祭日が土曜日と重なることも多い。日曜日と重なれば、振り替えで月曜日が休みになりもするが、仮に、みどりの日が日曜日と重なった場合、次の月曜日が振り替えになったとしても、5月5日が土曜日になるようにできている。
 故意に休みを増やさない限り、偶然に大量の休みがうまい具合に並ぶわけでもないのだ。今年は非常にいい方だ。
 ゴールデンウイークとなると、まずはニュースで、成田空港でのインタビュー、東京駅の新幹線ホームでのインタビューが必ずある。曰く、グァム、サイパン・・・・夏休みとは別に、長期休暇を取れた人たちが大量に出国、あるいは帰省したり、国内でもいろいろなところにお出かけだ。
 サラリーマンをやっていたときには、ゴールデンウイークと言っても、この間の微妙な数日間は、ほとんど出勤していたので、この期間に一週間などという休みを取ったことはなかった。
 現在でも、半ば自営業なので、結果仕事に追われることになる。ただ取引先から電話などが入らないのでありがたいが。
 休みというと旅行、家でごろごろしているのはもったいないというのが相場のようだが、家でごろごろしていることの至福を、意外に頷いて聞いてくれる人も少なくないように思う。なんだかこぞってみんながいろんなところに行く、その時期をねらって乗り物に乗るというのが、どうにも好きになれない質で、どうせ行くならオフ・シーズンなのだ。尤も、現状ではあまりどちらも関係ない。
 ところで、東京三菱とUFJが合併したわけだが、そのおかげで、取引先などにも支店名の変更など、色々と迷惑をかけたりした。ところがかの銀行は、旧UFJはゴールデンウイーク中にATMが使えるが、旧東京三菱は使えないなどという、それなら何のために合併したのだという、どうにも顧客に対して程度の低いサービスを展開している。
 そもそも銀行は、9時から3時までしか窓口を開けず、土日は休みという、客を小馬鹿にしたサービスを延々と続けてきた。ヨーロッパのように、休むのが当然、あらゆる業種がそうしているというのならともかく、ここは日本だ。普通の人が利用できるように、窓口営業を改善すべきだ。
 ちょっと景気が悪くなると、ころっと態度が判って中小企業に冷たくなるような、バブル崩壊後の銀行の姿を見ていると、その根幹がこの営業姿勢にあるような気がしてならない。
 まあ、最近ではネットでかなり補えるので、改善されていないというわけではないが、まだまだだ。
 今日からゴールデンウイークなのだが、実感がない。ただの土日だ。5月に入れば少しは気分が変わるかな?

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