由比敬介のブログ
Whitesnake / Good to be Bad
Whitesnake / Good to be Bad

Whitesnake / Good to be Bad

 Whitesnakeの久しぶりの新譜が出たので購入した。
 スタジオアルバムとしては97年の「Restless Heart」以来だから、実に11年ぶりの新作ということになる。
 その間に、デヴィッドのソロアルバム「In to the Light」が2000年に出ているが、そこから数えても8年目。
 ちょっと前にライブのDVDが出たので、新譜も期待しないではなかったが、出ればやはり買ってしまう。
 
 いくつかの盤が出ていて、ぼくが購入したのは、アメリカ盤で、2枚組、2008年のliveが付いたものだ。
 国内盤は「All for Love」のギターソロ・ヴァージョンと「Summer Rain」のアコースティックヴァージョンがライブの代わりに付いていて、これは1枚もの。おまけでステッカーと、T-シャツの応募券が付く。
 それ以外に、おまけの付かないUK盤とか、おまけの内容が違うヨーロッパ盤とか、さらに、これから発売になるSuper High Material CD (SHM-CD) による国内盤は、DVDが付く。
 もういい加減にしてくれという感じだ。
 取り敢えず一つだけ購入して全部手に入る盤はない。
 ぼくが購入した盤に入っているおまけの8曲目はエンハンスド・ビデオなのだが、この盤のものはWindowsで再生できない。おまけが4曲入りのヨーロッパ盤は再生可能のようだ。
 不思議なのは、アナログ盤が出ているのだが、アマゾンを見ると、これにもエンハンスドビデオと書いてある。LPでビデオとはこれいかにと言うところだが、どんなものかは分からない。
 結論から言うと、期待以上だった。
 87年のラインナップを一新した「1987(米:Whitesnake、邦:サーペンス・アルバス~白蛇の紋章)」からカラーの変わったホワイトスネイクの延長線上にある・・・・という言い方は、よろしくないかもしれないが、明らかに白蛇の音楽は、1987の前後でまったく音が異なるので、いわばそれ以降の音楽。
 デヴィッドの声は、確かに嗄れてきていているが、この人はDPの頃から比べて、歌のうまさはどんどんよくなってきているので、そのしゃがれ声が今回も悪くない。1987の頃は、確かに、急に伸びやかになったハイトーンのせいもあって、とても新鮮だったが、今回は円熟味を感じる。
 HMVのユーザー・レビューなどを見ると、賛否両論で、曲のできがよくないという人もいたりして、購入時にはまったく期待していなかった。ところが実際は、とても好みに合う曲が多く、買って正解だった。
 デヴィッドは1951年の生まれなので、57歳。57歳でこの音楽か!すごいな、と思うわけだ。ロニー・ディオが9歳上で、ばりばりのメタルを今でもやっているので(66歳、ポール・マッカートニーと同い年かよ!)、まだまだがんばってくれそうだが。
 実は「1987」が出たときには、アメリカでは大ヒットだったが、それほど楽しんで聞いてはいなかった。
 「Here I Go Again]

goodtobebad.jpg 1.Best Years
2.Can You Hear The Wind Blow
3.Call On Me
4.All I Want All I Need
5.Good To Be Bad
6.All For Love
7.Summer Rain
8.Lay Down Your Love
9.A Fool In Love
10.Got What You Need
11.Til The End Of Time

1.Burn-Stormbringer (live version)
2.Give Me all Your Love Tonight (live version)
3.Walking In The Shadow…. (live version)
4.The Deeper The Love (live version)
5.Ready & Willing (live version)
6.Don t Break My Heart Again (live version)
7.Take Me with You (live version)8.Ready To Rock (enhanced video)

 

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