日テレでもやっているが、どちらかというとマンガの方だ。
何の気無しにマンガ喫茶で手に取った。実を言うとマンガ喫茶もほとんど行ったことがない。たまたまつきあいで行った。
前にテレビドラマでやっていたし、確かアニメもあったと思うので、見たことはなかったが、タイトルは知っていた。だから何の気無しにてに取ったのではないかと思う。主人公らしき強い女が出ていた。ぱらぱらっとめくった中にたまたまあったそのシーンだけで読み始めた。
やはり根本的に、こういうマンガが好きなのだ。主人公は強くなくては。この圧倒的な強さこそが、私がマンガに求めているものなのだ、改めて実感した。面白かった。一気に8冊か9冊あった既刊分を読んでしまった。
ついでに最近ドラマも始まったので、見ようと思いつつ、第1回を途中から見ただけで、いつでも忘れる。気が付くと日曜日だ。放送は土曜日なのに。第1回も強かった。
意外に仲間由紀恵はいけている。「TRICK」でもそうだったが、彼女はコメディーがいい。・・・というより、シリアスなドラマに出ている彼女を見たことがないから、比較ができない。ずいぶん昔、映画に出ていたのを(高校生役で)見たことがあったが、どんな話かも忘れた。
この、やくざの娘で、誰よりも強い高校の女先生という設定は、それだけで楽しい。ワルの高校生の誰よりも強い。街のちんぴらよりも強い。ちょっとしたやくざよりも強い。しかもやくざとは言ったって、気のいいテキ屋のあんちゃんという感じで、やくざらしくない。マンガでは、顧問弁護士の男に惚れていたが、テレビではどうなのだろう?
実は、何に連載されているのかも解らないので、単行本を見るしかないのだが、何巻まで出ているのかも知らない。まあ、縁があればそのうち読めるだろうと思っている。
しかし、久しぶりに、また読みたいと思うマンガが見つかった。
マンガというのはちょっと読むのにとてもいい。小説は「ちょっと」読むには面倒だ。
テレビはマンガのようにのほほんとしていない点が若干不満だが、それでも1回見た限りではなかなか面白かった。やはりテレビだと、かつての青春ドラマみたいな臭いがどこかにある。やむを得ないが、優しい校長に、憎たらしい教頭、腰巾着の先生、そして破天荒な主人公、ワルだが人のいい生徒達、日テレはまさに独壇場の設定に違いない。村野武則や中村雅俊、古くは竜雷太や浜畑研吉、夏木陽介と言った先生達は、ヤンクミとは違った、普通の先生だが、その他の設定は、テレビではまさに「××青春!」な感じだ。
どちらが面白いかと言えば、コメディな分、「ごくせん」かな。少なくとも「青春物」じゃないし、「学園物」でもない。反町隆史が出ていた「G.T.O」などよりも、楽しいな。
・・・・来週こそ見るぞ!