由比敬介のブログ
ゴンゴール
ゴンゴール

ゴンゴール

 Jリーグ・ジュビロ磐田の中山雅史が、Jリーグ史上初の150ゴールを達成したという。サッカーに疎い私などでも当初から中山の名前は知っていたし、「タンスにゴン」のCM以来、ゴン中山として、芸能人並みに有名だ。昨今のワールドカップなどには、さすがに年齢もあり名前を見ることもないが、37歳という、あれだけの運動量を要求されるサッカーに於いては高齢とも言える年齢でもがんばっていて頭が下がる。
 年間10得点決めても15年かかる計算だ。
 確かにハットトリックなどと言うこともあり、優れたフォワードの選手なら、年間数十点を決められることもあるのかも知れないが、年間の試合数は野球などと比べると圧倒的に少ないので、普通に考えても偉業だと思う。記録を見てみると、中山は11年で達成している。まだ歴史の浅いJリーグなので、これからは若い選手がどんどん抜いていくことになるのかも知れないが、1試合平均得点が0.523というのも立派だと思う。当然のことながら、30を超えてしばらくすれば、試合には出場しても、自ずと出場時間は減ってくるはずだからだ。
 
 先日、清原が500号本塁打を打ち、その前には古田が2000本安打を達成した。
 本塁打の記録を調べると、清原の上には王 貞治(868)、野村 克也(657)、門田 博光(567)、山本 浩二(536)、落合 博満(510)、張本 勲、衣笠 祥雄(504)しかいない。清原が張本と衣笠を抜くのは時間の問題だし、今年中に落合も抜くだろう。あと何年できるのか解らないが、山本浩二までは抜きそうな気がする。・・・門田は危ういかな。
 
 野球選手にしてもサッカー選手にしても、人がなかなかできない記録をできる選手はすごいし幸せだと思う。古田が達成した2000本安打をイチローは31歳で達成している。安打の1位は張本の3085だが、イチローが今のペースで行けば、30代半ばでその記録を抜く。
 今回の中山の150ゴールは恐らくそれくらいすごい記録ではあろう。それにまだ現役を続けるようだし。
 単純に努力だけで達成できる記録だとは思えないが、逆に努力がなければ達成できなかった記録は、手放しで賞賛を送りたい。

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