由比敬介のブログ
長者番付
長者番付

長者番付

 今年の長者番付が発表されたが、1位がサラリーマンで話題になっている。給与所得というのがすごい。
 この高額納税者の番付は2006年から見直されて発表されなくなる可能性が高いという。確かに発表されるご本人達にとっては、それ以降の様々な営業対象や見ず知らずの人たちのたかりの対象になるわけで、うれしくないケースが多いだろう。
 だが高額所得者の公示というが、いったいどこにどういう形で公示されるのだろう?少なくともインターネットで国税庁関連を調べてみても見つからない。新聞社や「ザ!長者番付」というサイトが見つかるくらいで、新聞発表になる各界の上位(100位以下でも)などのリストを見つけ出すことができない。無理してみたいわけでもないのだが、このエントリーを書くに当たって調べていたら、思いの外時間が経ってしまった。・・・・無駄な時間だ・・・・
 一般的なサラリーマンの所得は、そのほとんどが一千万円以下で、当然のことながら、所得税は100万円以下だ。世の中が平等になるわけがないし、金持ちになる機会が全ての人に均等に与えられているというのも幻想に過ぎない。ただ、幻想であっても、これは結果論なので、多くの人に機会があることだけは確かだ。
 業界別に発表されるのは、スポーツ選手、歌手、芸能人、文化人といった括りだが、これを見ると、スポーツ選手と芸能人、文化人のトップは2億円程度、歌手は3億円程度だ。漫画家や作家などは1億程度だ。
 単純に書籍とCDを比較して、この格差がソフトの格差ではないかというのは邪推だろうか?・・・・買ってる人数の違いだけかも知れないが。宇多田ヒカルのベスト盤は250万部売れたそうだが、250万部売れる小説や漫画というのはそうあるものではないかも知れない。でも、だとすれば、CD1枚3000円というのはバカ高と言うことにならないだろうか?
 私もわらしべ長者になるべく努力しているのだが、わらしべはわらしべのままなかなか変化しない。しかしわらしべ長者も歩き回って長者になった。要は足で稼げと言うことかも知れない。IT長者を目指して・・・・ちょっと違うな。性格的に合わない。長者ではなく、サラリーマン時代よりは少し上を行きたい物だ。・・・かなりかな。

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