ペットの名前というのは例えば、犬に「たま」猫に「ポチ」と付けないように、それなりの暗黙のルールがあるようだ。人に付けるような名前を付ける場合でも、ある程度雄雌は考慮されることが多い。
身近の人が飼っているペットの名前で知っているものは少ないが、猫の「けの」犬の「レノン」「タオ」と、なかなかユニークな名前が並ぶ。レノンはジョン・レノンなのかどうか訊いたことはないが、可能性はある。けのは八犬伝か?タオはまさか道教の「TAO(道)」ではあるまい。それぞれ想像はたくましくできるが、飼い主の思いというのは格別で、誰も皆世界一自分の飼い猫・犬が一番可愛いと思っている(いや、あるいはそう思うことがペット界の常識なのかも知れない)。
ところでうちの実家でも昔犬を飼っていたが、母はまみちゃんと呼んでいた。以前に「超人ハルク」のエントリーでも書いたのだが、この犬を、最初の頃、親父だったか弟は「あんちゃん」と呼んでいた。そのうち消えたようだが。そして私一人が頑なに「ハルク」と呼んでいた。実家に帰ると母親が、「まみちゃん、ハルク~が帰ってきたよ」と思えば意味不明なことを語りかけていた。
だがハルクは「ハルク」と呼べば振り向くし、走っても来る。まあ、本名と芸名みたいなものだ。
19年生きて、もう何年も前に死んだが、いまだに実家には遺影が飾ってある。
人がペットに愛着の湧く名前を付けるのは、やはりそれが家族の一員と同じ立場にあるからで、裏を返せば、ペットの虐待というのも、子供を虐待する親がいるのと、ある意味同じ根っこなのかも知れない。やはり、優しくしてやるべきだ。
だが、ハルクもそうだったし、けのも、レノンも、タオも、どうやら皆可愛がられているようだが、その分わがままらしい。いやはや、誰も皆親ばかになるものなのだな。
あはは、親ばかですか・・・参った。
そうそう、ここに書き込むことではないのですが、江口さん主催のひらさん迎撃徹アニカラ、金曜日は無理です。土曜夜なら出られそうですが・・・ざんねん!