由比敬介のブログ
100円のコンビニ
100円のコンビニ

100円のコンビニ

 ローソンやスリーエフがショップ99の真似をして100円程度のショップを開いた。コンビニ+生鮮食品で、圧倒的に品数は多いらしい。
 コンビニと同じ物も売っているようで、片や150円、片や105円のようになるわけだ。ごく一部だというが、銘柄が違えば、もっと重複は多くなる。100円でも利益が出るとすると、いったい、何百円も払うというのはどういうことなのか?というのが一般の印象だろう。
 しかしよくテレビなどで、どこぞのスーパーはこんなに安いみたいな放送をしているが、荻窪ではあまり縁がないような気がする。そんなにバカ安だったためしがない。ずいぶん前に母親に冷凍食品を3割とか4割引の時にたくさん買うようにしているという話をしたら、こっちはいつでも4割引だと言っていたことがある。
 荻窪という土地柄を考えると、実は競争がないのだ。現在駅前にオリンピックがあるが、昔はそこが東急ストアだった。それが無くなってずいぶん経つが、今ではタウンセブンと西友、ルミネが一カ所に固まってあるだけだ。しばらく前にルミネは高級志向で食料品の売り場を、紀伊国屋や成城石井のような雰囲気にした。いわゆる普通のスーパーは西友だけだ。西荻とのほぼ中間に別のスーパーがあるが、歩いて10分ではわざわざ競争にはならない。それに西荻寄りだし。
 荻窪には駅の近くに3店、セブン・イレブンがある。私の家の近くのセブンはなぜか品揃えが非常に悪い。店舗が広い割には、なんだか同じものが沢山置いてある印象だ。たまたま別の駅のセブンを見ていて、こんな商品置いてないぞ、というのがたくさんあった。
 コンビニは24時間開いていて、家のそばにあって、いろんな物が置いてあって便利だが、どうもその最後の部分には店によって格差がありそうだ。
 そんなところに100円均一の店でもできた日には、つぶれる店舗も出てくるに違いない。ショップ99は思いの外急成長しているらしい。これもデフレの一つの影響かも知れないが、それとは別の意味でも、波及しているのだろう。
 日常的な商品は安く手に入るにしくはない。また、どこもかしこもが大家族ではないのだから、少量を変えるというのもメリットだろう。うまく共存して、生活がより便利になるのは歓迎すべきことだ。
 だが、テレビで誰かが言っていたが、寄り便利を強調するのであれば、税込100円が達成されてしかるべきだろう。もちろん、消費税値上げなんてことがあるから、おいそれとはできないだろうが。・・・・せっかく安くなった商品に税金を付けて値上げするってのはどういうことだい?

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