由比敬介のブログ
飲酒運転
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飲酒運転

 仙台で飲酒運転の車が高校生に突っ込み、3人が亡くなった。非常に悲しい事故だ。先日の福知山線の事故も悲しいが、今回の事故は明らかな加害者がいるという点で、異なる。
 東京などの都市圏では飲酒運転が減っているという。しかし地方では逆に増えているところもあるらしい。危険運転致死罪や、道交法が厳しくなって、確かに全体的には減っているはずだが、それでも、テレビで飲酒運転などの一斉検問の放送を見ていると、この問題に関しては、まだまだやらねばならないことが多いのだろうと感じないではいられない。
 以前に、地方の飲み屋では、駐車場もあり、多少の飲酒運転は当たり前だというようなことを聞いたことがある。ある程度はこういう認識があるだろうことは想像に難くない。飲み屋といっても、東京などのように駅の周辺に固まっているわけではない。というよりは、そんなに駅が密集していないのだ。バスなどもそれほどは知っているわけではない。タクシーは金がかかる。自ずと車を頼るしかない。やむを得ない。そういうお話しなのだ。
 だが、話はそんな単純ではない。その結果が今回のような事故に繋がるわけだ。もちろん、7時間もはしごして、泥酔状態で車に乗るなどということは普通はしない。でも、だから大丈夫というわけではない。今回の事故ほどではなくても、沢山の事故が起きている。確かに酒を飲まなくても事故は起こる。だが、飲んだ方が起こしやすいことも事実だ。この一事を取って、飲酒運転はいけないという理屈だけでも十分である。
 危険運転致死罪は最高20年だが、今の時代で、酒を飲んで運転するということは、可能性として事故を起こしかねないことを認識して運転していると、どんな場合でも考え、殺人罪を適用するのが正しいと思う。それがいやなら飲酒運転をしなければいいだけの話だ。
 地方の境遇などは言い訳にはならない。いやなら都会に引っ越してくるか、酒を飲まないか、運転しないか、選ぶしかない。
 警察も行政も、もっと厳しく取り待ったところで、世論はきっと後押しすると思うのだが。

1件のコメント

  1. 機動戦士ガンダムSEED

     大学を卒業してかれこれ20年余り。親友が歯科矯正を専攻したこともあって彼と半ば暗黙の了解で月一回矯正診療を依頼することになった。その見返りに、私は月一回彼の診療室で無料で手伝うこととした。矯正の収入は、当初は半額から現在では患者が少ないため全額彼に報酬として支払っている。相場では材料は矯正医持ちで60~80%と言うことらしいが。約15年前、私が彼の処に行く晩、と言っても深夜、カーブでセンターラインをはみ出してきた車に衝突された。幸い身体にはほとんど問題がなかったが、どちらの車も全損。相手は泥酔状態だった。警察を呼び友人に連絡を入れ・・・やがて事故検証が終わり担当の警察官が加害者に言った言葉は「気をつけて帰れよ」<をいをい?その後判ったことは、任意保険医も加入しておらず、連絡もないまま逃げてしまったということ。
     地方では、酒を飲みにクルマで出かけるのが当たり前と知って怖くなります。それまでは国道を使っていたのですが、かなり遠回りになりますが高速を使うことに。くどいですが地方での深夜~早朝はご注意を。
     なくなられた、若く輝く将来があった高校生に合掌。

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