由比敬介のブログ
プロ野球交流戦
プロ野球交流戦

プロ野球交流戦

 セ・パのプロ野球交流戦が終わった。パ・リーグトップのロッテが、交流戦でも1位を取り、強さを見せつけた。私はヤクルトファンだが、セ・リーグのペナントでは5位6位にいたヤクルトは、交流戦のおかげで上位に上がれた。
 5月6月で、1チームが6球団と6戦ずつするわけだから、1週間に1日休みがあると6週間かかる計算だ。パ・リーグでは軒並み観客動員増となったらしい。
 しかしここで交流戦が終わると、まずオールスターまでの1ヶ月は動員が減るだろう。セ・パとも。また、オールスター後は、その時の状況にもよるが、おそらくは、なぜ一気にまとめて交流戦を行ったのかという議論が起こるに違いない。
 交流戦の1位を決めるという目的のために、総当たりのリーグ戦をまとめて行うと言うことが目的ではあろうが、シーズンの中にちりばめたところで、交流戦の1位を決めることはできる。その方が、「交流戦だけのファン」というのがきっといるに違いないから、そういうファンを1年を通して確保することができるように思うし、何より不確定要素がシーズン終盤まで残り、ペナントレースが楽しくなるだろう。
 同一リーグの場合、シーズン終盤では1勝1敗が1ゲームの変化を及ぼすが、交流戦の場合、それが0.5ゲームになるからだ。もちろん、まとめてこの時期にやっても、例年のように、勝ち数と負け数の割合が同じでないので、マジックが微妙なものになる。ただ実際は、パ・セ双方の勝ち数がほとんど変わらないので、それほど極端なことにはなっていないはずだが。
 期間中思ったのは、やはりマスコミの巨人贔屓はどの放送局も変わらないと言うことだ。放映されるのはほとんど巨人戦。しかも、最後の方は連勝したおかげで交流戦5位となったものの、ずっとセ・リーグの最下位だったチームの戦いをどう考えてもメーン・イベントに置くやり方というのは、ナベツネが帰ってきたのと同じように、日本の野球界のと、マスコミの旧態依然とした姿勢に変わりはないと言うことだ。ああ、日本的!
 日本ハムが、あれだけの観客動員を札幌で行い、ロッテで盛り上がっている野球界を、もしつぶすとしたら、それはほとんどマスコミの冒険心の全くないスポーツ報道と放映のあり方にあるとさえ思う。巨人が野球界でその野球の代名詞になったのは長島や王のせいではない。最も古い球団であることと、長い年月にわたって、テレビでもラジオでも、必ず放映をするということを続けてきたからだ。
 少なくともプロ野球界が何かを変えようとわずかではあるが何かを始めた年に、相も変わらず巨人中心主義を貫き通すマスコミの姿勢には開いた口がふさがらない。
 いずれにしても、交流戦そのものは活気があったというのは経済効果も含めて良かった良かった。

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