ニッスイが「いちごミルク」という名前の魚肉ソーセージを発売したそうだ。
「15種類の野菜と3種類の果物入りのおさかなのソーセージ」なんていうのもあるが、こちらは何となくサラダとか料理感覚で分からなくはない。だがイチゴミルクとなると、いくら子供が好きな味だと言われても、所詮は魚肉ソーセージだろう?という気がしないでもない。
他人の味覚にあれこれいうのはどうかな、とも思うが、イチゴミルクの後味を持った魚肉ソーセージなどが出てくると、なんだか昔のSFなどに出てくる未来の食べ物然として、不思議な気がする。
最近では、味覚障害ということが、よく言われている。これは本来の味覚感覚が損なわれた病気であるが、3食菓子しか食べない人とか、何でもマヨネーズをかけるとか、味覚障害と言うには大したことはないが、それでも普通と少し違う人は、結構多いに違いない。
イチゴミルク味の魚肉ソーセージは、味は普通の魚肉ソーセージらしいのだが、後味にイチゴが残るみたいなことが書いてあった。尚更気持ちが悪い。どうせなら味そのものもイチゴミルクなら、イチゴミルクを食べている気になるが。ただ、それでは何のたまのソーセージなのか解らないか。
いずれにしても、これからどんな食べ物が世の中に出てくるのか、楽しみな世の中だ。多分自分じゃこのソーセージは買わないな。15種類の野菜の方は食べてみたいが。