選挙が終わり、1ヶ月近くが経つ。その間、小泉チルドレンという名で呼ばれる自民党の新人議員達のことが、連日報道されている。分けても、杉村太蔵を始め、数人の議員にスポットが当たっている。
杉村氏は当選後にはしゃぎ、先日それを詫びた。
週刊誌を始め、国民はこんな議員を通したんだぞという記事もちらほら目に付く。
さて、そこで国会議員の資質、あるいは政治家の資質という点について考えてみた。
政治家というのは、政治のプロだという見方がある。しかし、多くの政治家は、むしろ政治学を勉強してきたなどと言うことはなく、官僚上がり、政治家の秘書上がりと言った人たちの方が「プロ」なので、政治学を一生懸命やってきた人たちは、政治学者や評論家になったりしている。・・・ように見える。
そもそも政治というのは、非常に日常に根ざしたもので、決して誰にも無関係ではない。むしろプロと称する妖怪のような政治家達の方が、これまで行政との癒着やら、何やらで批判の的になってきたはずだ。何にせよしがらみが少ない素人のような人たちが増えたことは、一面期待できないこともない。
但し、森派の会合などで、森元総理が、議員の品位だとか、資格だみたいなことを言っているのをニュースで見たりすると、少なくとも彼が総理だったときのことを思い起こすと、「あんたが言うな」と思ってしまうのは私だけではないはずだ。
杉村氏を始めとする議員は、衆議院宿舎の改築が終わるまで、都心の素晴らしい立地の、100平米以上もあるマンションに5万円程度で住めるというニュースをやっていた。
1000千兆に及ぼうとする借金を抱えた国家の、議員のために50万円前後はするマンションをあてがう事が政治であるならば、新人議員の教育をする前に、自身の襟を正せよ、と言いたくなる。
無駄をなくすなくすと国会で答弁を繰り返す首相から、野党議員に到るまで、その多くは、そんな簡単後頃から変えることのできる無駄遣いを、止めようともしないわけだ。
道路だって造るし、社会保障制度だっていいかげんなものだ。
昨今話題になっている福島県の何とか言う村ではないが、議員の数を減らすところから始めなくては、何も始まらないと思うのだが。
やはり東京一極集中が良くないですよね。
少なくとも、国会は東京に無くても良いし、
そろそろ首都を移転すべきではないかとも
思うんですよ。
長野でも福島でも栃木でも・・・苦笑