由比敬介のブログ
オリンピック
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オリンピック

 トリノオリンピックが始まり、既に多くの競技が終わっている。メダルが期待されていた(のかどうか詳しくは知らないが)日本の選手の多くが、惨敗している。
 ハーフパイプなどは話題になって知っている名前の選手は決勝にも残れず、それ以外の選手ががんばった。ジャンプの原田は、失格したり、モーグルの里谷もまったく精彩を欠いていた。
 オリンピックは参加することに意義があるという言葉を聞いたのは子供の頃のことだ。確かにそういう国もあるだろう。雪も降らない国から多くが参加している。
 しかしオリンピックに限らず、競争ごとというのは、買ってナンボなのであり、メダルを取れて始めて意味をなすのだ。なぜかと言えば、ほとんどの選手がメダルを手にすることができないから、だからこそ貴重であり、意味がある。参加することにももちろん意味はあるだろうが、意義はそこで表彰台に登ることだ。
 全ての選手は、それが叶わなかったときに悔しがっていいと思う。
 日本の選手がメダルを取れない理由は、日本選手の技量が低いというより、メダルを取る選手の技量が図抜けている感じがする。女子のハーフパイプなどを見ていると、上位3選手の高さはちょっと違う。
 これはジャンプの距離などとは別の世界があるような気がする。
 何でもそうだが、1番がいればビリもいる。その中で1番を目指そうとすることができる能力を持っていたり環境にあることは、素晴らしいことだ。普通の人が望んでも得られないことだからだ。
 その高尚なレベルでの戦いでも、その違いを見ると、「なんだあ」というような感想が漏れる。見る側というのはお気楽なものだ。そう思いながら、今日もテレビを点けている。

1件のコメント

  1. 機動戦士ガンダム

    金子先生もがっかりしてます<苦笑。
    私はと言えば、勝って欲しいけど、頑張っている姿にモニターの前で密かに応援してます。家族といるときは、せっかくの生中継もあるので、ハイビジョンで見ます。長野オリンピックの時に買った古いテレビですが、ハイビジョンはきれいですよ!

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