現在携帯はVodafoneを使っている。いつの間にかauに抜かれてシェア第3位になったVodafoneだ。元々J-phone時代から使っていたからというのもあるが、異常に家族通話が多いため、かつては家族割り(半額)、現在では家族定額(1台あたり300円)を、非常に便利に利用しているために、なかなか他の携帯会社への変更ができない。
最近はアンケートで、番号ポータビリティサービス開始後に、携帯会社を変えるつもりがあるか、という質問があるのだが、この家族定額のおかげで、変えるわけにはいかない。
ところがVodafoneは、せっかくVodafoneといえるようになってきたのに、明日からSoftbankになるらしい。いい加減にせいという感じもする。何かかっこわるいし。
孫正義には悪いが、ソフトバンクがやっているのは、ライブドアや村上ファンドがやろうとしてできなかったことを、より大きな資金でやっているようなものだ。
ホークスを買収したときに、ソフトバンクなどという名前を冠せずに、単純に福岡ホークスぐらいにしていれば、だいぶ印象も良かったが。ソフトバンクや楽天が参入しても、プロ野球は彼らの宣伝道具だ。IT,ITと言ったって、新しくも何でもない。
ソフトバンクの携帯っていうのは何だか嫌だが、それでも家族定額にはかなわない。
それにしても携帯電話というのは、無駄な出費を増やしてくれた文明の利器だ。今では無いと困る最大の機器でもある。無くてもいいという人はもちろんいるだろうが、時代がこれを不可欠なものにしてしまった。 車や飛行機や、テレビや冷蔵庫などと同じだ。
ところで携帯というのは新機種がばきばき出る。新しい機能がどんどん追加され、何でもかんでも携帯でというくらい出る。しかも、さすがに携帯電話なので、ある程度使っていると不具合が出てきたりするので、変えたくなる。そのたびに機種交換でお金がかかる。そして新規契約よりも機種交換の方が高かったりする。そしてそのたびに、手数料を取る。
どうもこのシステムは釈然としない。通話料は相変わらず高いし、こんな手数料はただにしろと言いたい。
うーん、しかし携帯ごときに愚痴を並べているのは親父の証拠なのか。
ソフトバンクに期待したいのは、パソコンの通信から携帯の通信まで、あらゆる通信を一本化できて、月数千円で収まるようなサービスを作って欲しいな。通信のコングロマリットの消費者の利点を追求して欲しい。携帯でテレビが見られることよりも、そっちの方が重要だ。
今でさえ、歩きながら携帯見ていて危ないのに、テレビなんかつけてより危なそうだ。