由比敬介のブログ
お茶を濁す
お茶を濁す

お茶を濁す

お茶を濁すという言葉がある。広辞苑には「いいかげんにその場をごまかす。」とある。
お茶を濁しているわけではないが、逃げを打っているのは間違いない。
映画バトンだ。映画館で映画を見なくなって、何年になるだろう。もちろん、映画館で見る映画の良さというのも承知しているが、私にとっては、映画館好きの人に比べると、かなりその価値が低い。むしろ自宅でのんびり見る方が、楽しんで観られる。レンタルも自宅まで届けてもらえるし、何より検索して懐かしいもの、これまで見ていないものなど、様々な観点から探すことができるのも、ありがたいことだ。
ずっと観たくて未だにDVDレンタルになっていない作品がいくつかある。
「狼の紋章」「L.A.コンフィデンシャル」「ディアボロス」「バラバ」・・・・かな。「ヒドゥン」とか、「バウンド」とか、なかなかレンタルに出ていなかったのも徐々に加わっているので、待つ。
で、「バラバ」なのだが、いわゆる史劇に類するハリウッド・スペクタクルな作品なのだが、ビデオでも私は観たことがない。テレビ放映だけだ。
史劇といいながら、実際にバラバ伝みたいなものがあるわけでもなさそうなので、創作映画に違いないが、聖書では、ピラトが誰か一人を助けると行ったのに対し、民衆はイエスではなく、暴動を起こした政治犯にして殺人者の「バラバ」を釈放しろと要求したという話が載っている。映画ではこの後、バラバがキリスト教に目覚めるまでの話を描いているのだが、なかなか面白かった。夜中のテレビで観たのだ。是非、復刻して欲しい。
「狼の紋章」は、最近「ウルフガイ」とかいう漫画で出ている平井和正のウルフガイシリーズの第1話だ。主演は志垣太郎で、松田優作の映画初出演作でもある。原作の方が、はっきり言って面白いのだが、70年代ぽい背景や、意外にしっくり来る志垣太郎、面白い映画だ。ただ、邦画のDVDは高すぎて購入する気にならない。特に東宝。
と、お茶を濁してみた。
ちなみにこのFC2のバトンというやつ、答えてそれに類する記事を書くのはいいのだが、なんと答えたか、すぐ忘れてしまい、記事を書くときに困る。編集画面に表示されないからだ。・・・出るといいのに。

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