由比敬介のブログ
同窓会
同窓会

同窓会

 昨日は、大学時代に参加していたサークル、「古典音楽研究会」の5年ぶりの同窓会だった。同窓会というのはあまり意識しなかったが、同じ学校の卒業生と言うことで、必ずしも同じクラスとか同じ学年を指すものではないらしい。なので、サークルのOB会は学年が同じでなくても、すなわち同窓会ということになる。
 私自身が大学を卒業したのは、82年のことだから(デビュー前の中森明菜が、当時いた会社の営業部に挨拶に来ていたので82年という数字を忘れない)、卒業して28年余りになる。速い!!
 
 何年ぶりかで大学に入った。別にそこで行ったわけではないのだが、数人が集まって、昼間、大学のキャンパスを歩いたのだ。懐かしいのと、昔とは大きく変わった学校に驚きもした。そんな中で、昔の面影をとどめている場所もあり、当時をふと思い出した。・・・いいかげんな学生生活だった。親には大変申し訳なかった。
 一緒に回ったかつての仲間は、もう大学生の子供が普通にいたりする。それでも、キャンパス内を歩いていると、それほどの日時が経ったとは思えなかった。
 
 古典音楽研究会というのは何をしていたかというと、クラシックを「聴く」サークルだ。演奏もしない。我々のまた数代上の先輩方は、別のつながりがあるらしく、集まることもあるようだ。そして、現在では大学にそういう名前のサークルは存在しない。いつの間にか、消滅してしまったようだ。
 それはそれとして、25年以上も経って、学年を越えて卒業後にもこうやって会えるというのはうれしいことだ。
 4時から池袋の店で、大学を巡った5人と共に残り3人、都合8人で飲んだ。店内は、なぜかディープ・パープルが流れていて、4時からということもあって、しばらくは我々だけだったようだ。
 不思議なもので、子供の話や親の話が中心なのだが、話のネタは尽きないもので、その後も含めて9時過ぎまで話し込んだ。今回来れなかった遠方の友人たちも含めてまたやりたいと思った。意外に皆変わっていないのも不思議だ。
 だが、年を経てもいい友はいい友だ。
 昨今では、友達の数が幸せのバロメーターと考える人もいるようだが、友達に関していえば、質こそが大切だろう。質ばかりは数ではカバーできない。
 元々、でかい会場でやる同窓会というのは、好まない質なので、こういった少数で気のあった友人との同窓会というのが、個人的には一番楽しいしありがたい。来年も幹事やるか。

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