今日、ちょっと用があって表参道へ行った。私の家は笹塚なので、新宿回りでも明大回りでも、渋谷から行くのが一番近い。渋谷へ出る場合は、JRを使わず、井の頭線を回ることが最近は多い。単純に料金だけ考えても安いが、乗り換えなどを考えるとこちらの方が早いのだ。行く場所によっては、神泉あたりで降りた方が便利な場合もある。
今日は、銀座線で表参道に向かった。表参道ヒルズの対面を歩き、用事を済ませ、帰途についた。当然来たときとは逆に回って返った。この時間は、井の頭線はこんなに混むのか!
通勤ラッシュを経験しなくなって・・・・・というか、通勤ラッシュを経験したことはほとんど無いのだが、・・・・時々混む電車にも乗るが、今日の急行吉祥寺行きは乗るのを断念した。向かいに停まっている各駅停車に乗った。
こちらも空いていたわけではないが、下北沢でたくさんの人が降りる。小田急線の乗り換えだから当然という部当然だが、いったん空いた車内で、ふと立っていた反対側の座席を見ると、一人の男性が。
いや、全く知り合いではない。
ただ、行きの井の頭線で、私のすぐ目の前にいた御仁だ。20代くらいの背の高い、白い帽子をかぶった男性。オーディオ・テクニカのヘッドホンで音楽を聴いていたので、たまたま印象に残っていた。
私はビクターのヘッドフォンを使っているのだが、オーディオテクニカのものは、何となく音が良さそうだな、等と思っていたので、そのヘッドホンが気になり、行きの電車で見かけただけの男性をたまたま記憶していたのだが、まさか帰りの電車でも、同じ時間の同じ車両に乗り合わせるなんて!
何て奇遇な!!
と思ったわけだ。別に声も掛けないし、親しくなりたいという気もないが、何か不思議なものを感じざるを得ない。可愛い子だったら声を掛けちゃうのかな?
いや、そんな男がこの年まで独身で居るはずもないので、男女は関係ない。
まあとにかく、世間は狭いものだと実感した瞬間ではあった。