デューン「砂の惑星」
デューン・シリーズを最初に手にしたのは、中二の夏、町田の大きな本屋でのことだった。石森章太郎の絵で、1巻と2巻が並んで平積みになっていた。 正直、最初は難しくてよく分からなかった。巻末の辞書を便りに読み進むというタイ …
デューン・シリーズを最初に手にしたのは、中二の夏、町田の大きな本屋でのことだった。石森章太郎の絵で、1巻と2巻が並んで平積みになっていた。 正直、最初は難しくてよく分からなかった。巻末の辞書を便りに読み進むというタイ …
昨日の続き。 ミリエル氏のエキセントリックな所行は、極めて強い影響をジャン・バルジャンの上に落とすことで、物語の幕が開ける。これまで人を信じられずに生きてきたジャンは、この後のプティ・ジェルヴェの些細な一件をきっかけ …
レ・ミゼラブルといえば、言わずと知れた「ああ無情」、ヴィクトル・ユゴーの名作小説だが、ミュージカルなどは最近では原作よりも有名かも知れない。映画化やドラマ化もたくさんされた。珍しいところでは、榎木孝明主演で原日出子がヒ …
テッド・ニュージェントはアメリカン・ハードロックの重鎮。60年代の終わりからアンボイ・デュークスというロックバンドを率いて、70年代の中頃からソロ、80年代だったか90年代だったかに、ダム・ヤンキースで一時期ギターを弾 …
先月、パラリンピックが行われ、日本選手も大活躍の内の幕を閉じました。 毎回思いますが、オリンピックの華やかさに比べると、パラリンピックはどうしてもトーンダウンします。祭りの後・・・のような。 これはもちろん自分の中 …
アイザック・アシモフは、もちろん最近映画化された「アイ、ロボット」の原作者であり、SF界の巨匠であるとともに、ミステリや科学の解説書も多数書いている。人間タイプライターとも呼ばれていたらしい。 「銀河帝国の興亡」全3巻 …
ニュースで今日(正確には昨日だが)のヤクルト中日戦の結果を放送していた。アナウンサーが「果たして今日の中日は勝って優勝できたのか?!」などといっていたが、優勝した日は必ず、番組の冒頭で優勝決定シーンか、喜ぶ監督やナイン …
先日、音楽著作権協会のホームページを見たところ、R.シュトラウスの作品が、特別の記事になっていた。ちゃんと読まなかったが、戦争を挟んでいた関係でいまだに著作権があると遺族が主張していたようで、しかし既に裁判でないという …
私はハードロックが好きで、知り合いもそのことはよく知っている。 でも私のハードロック歴は(今となっては長いが)、例えばDeep PurpleやLed Zeppelinが好きだといっても、リアルタイムでは聴いていない。むし …
クラークといえば、言わずと知れたSF界の黎明期からの巨匠で、作家というばかりでなく、科学者でもあり、相当な高齢であろうが、今でも存命である。どちらかというと表題の「幼年期の終わり」よりも、映画「2001年宇宙の旅」の原作 …