氷点
三浦綾子の「氷点」が好きだ。とても良くできた小説だ。 小説が持っているセンス・オブ・ワンダー(これはSFのための用語だが)を、あれほど強く意識させられる小説はない。 陽子という無垢なキャラクターに「私の心にも氷点が …
三浦綾子の「氷点」が好きだ。とても良くできた小説だ。 小説が持っているセンス・オブ・ワンダー(これはSFのための用語だが)を、あれほど強く意識させられる小説はない。 陽子という無垢なキャラクターに「私の心にも氷点が …
ゴジラの最終作が封切られるという。既に28作目だそうだ。 実は「ゴジラ」作品を劇場で見たのは、「ゴジラ対ヘドラ」だけだ。小学校の高学年くらいだったように思う。いわゆる東映マンガ祭りの東宝版になるのかな。 そもそ …
「ヒドゥン」は映画のタイトルだが、最近ようやくDVD化された。初発売だからしょうがないとしても、洋画としては少々高いので購入していない。 「ヒドゥン」は以前にここでも書いた「デューン」に出ていたカイル・マクラクランが、 …
「衣裳を着けろ」は、レオンカヴァルロのオペラ「道化師」の第1幕の最後に歌われる歌だ。カニオという座長で道化師役者が、自分の妻の浮気を知り、舞台で現実と混同しながら、妻と愛人を殺してしまうという、ストーリーだけでもとてもイ …
マイケル・シェンカーというギタリストがいる。 スコーピオンズというハードロック・バンドにお兄さんがいて、最初のスコーピオンズにも参加していた。とてもメロディアスなギターを弾く人で、私は多分ギタリストの中では一番好きだ …
マスネという作曲家は、「タイスの瞑想曲」で有名だ。この曲は、いわゆる「癒し」系のクラシックアルバム(NHKの名曲アルバムとかね)によく入っていたりする。 元々この曲は「タイス」というオペラの間奏曲だが、美しい曲なので …
プロ野球の分配ドラフトが終わり、楽天のドラフトの指名順も決まったようだ。 三木谷社長が憤っているように、プロ野球界全体のものの考え方非常に解りやすい。「入れてやるけどあとは勝手にしろよ」だ。 あれだけいろいろなこと …
「声」というプーランクのオペラもあるが、その話ではない。 人間の声というのは一つの楽器だと思うし、しかも楽器の中でも最も奥深く、幅広いものだと思う。他の楽器が声に比べて落ちるということではなく、例えば、人間の声のみが、 …
最近、「巌窟王」というアニメを夜中に放映している。「巌窟王」と言えば、言わずと知れたアレクサンドル・デュマの小説「モンテクリスト伯(Le Comte De Monte Cristo)」の邦訳タイトルの一つだ。 日本では …
「超人ハルク」はアメコミの「Incredible Hulk」を向こうでドラマ化したものを日本で放映した時のタイトルだ。私はオリジナルのコミックを知らないので、どの程度コミックとドラマ化されたものが違うのか知らない。 ま …